英国の癌患者の3分の1以上は「救急外来」で診断されている【調査結果】
4月7日、世界最大の独立系癌研究組織「Cancer Research UK」などによる調査によって、英国で癌があると診断された人は、3分の1以上が救急外来でそれが発覚していたことが分かった。
調査対象は2012年から2017年の合計85万件以上の、オーストラリアとカナダ、デンマーク、ニュージーランド、ノルウェー、そして英国の診断結果。
データを分析した結果、スコットランドは38.5%、ウェールズは37.4%、イングランドは37%、北アイルランドは27.9%が救急外来で癌と診断されていたそうだ。
研究者たちはコロナ以前と以後で癌の検査率が減っていることから、この数値が高まってしまうことを危惧している。
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