高級魚「のどぐろ」がふりかけになっちゃった!【自炊に疲れたアナタへ】

ごはんを炊いて、ササササー。

ラクチンでおいしくて栄養もとれる「ふりかけ」は、まさに現代が誇るべきイノベーション。

そろそろみんな、おうちでごはん作るのに飽きてますよね?

もう、“ふりかけごはん”でよくないですか。ふりかけごはんでいいですよ。人生、ほどよく手を抜くのは大事です。

それにイマドキのふりかけをなめてはいけません。このシリーズを最後まで根気よく、粘り強く追いかければ、人生を狂わせるような「マイベストふりかけ」に出会ってしまうかもしれません(全12回の予定です。あきらめないでついてきてください)。

七つ目は、幻の魚ともいわれる高級魚・のどぐろを使った「のどぐろ煮付け風味ふりかけ」

高級魚だって
ふりかけならリーズナブル!

©2021 NEW STANDARD

「のどぐろ」といえば、白身のトロともいわれる貴重な高級魚。釣り好きの友人曰く、のどぐろはエビやカニを好んでよく食べるので、それがのどぐろ自身のウマ味にもなっているんだそうです。

おいしいですよね〜のどぐろ。漢字で書くと「喉(が)黒(い)」。実物を見たことがある人はわかるかもしれませんが、表面上の喉が黒いのではなく、口から中を覗くと真っ黒なところからつけられた名前です。

そんなのどぐろを使い、煮付け風味に仕上げたのがこの「のどぐろ煮付け風味ふりかけ」。

あの高級魚をこんなに気軽に、リーズナブルに楽しめるなんて〜と感動してしまいました。

食べてみると、煮付けの甘い味わいの後、お魚の風味がほんのり追いかけてきます。いわゆるガツンとくるようなインパクトのある味ではないのですが、一口ずつ目をつむってじっくり味わいたくなるような、滋味深さがあります。

正直な話、以前石川県を旅したときに食べたのどぐろのお寿司が感動するほどおいしかった、というのは覚えているんですが、「のどぐろってどんな味?」と聞かれると、「こんな」って答えられないんですよね。確かにおいしかったはずなんですが……。

派手な主張のない滋味深さ、それが高級白身魚の味わいというものなのかもしれません。

しかも、あらためて考えてみれば、私はそもそも「のどぐろの煮付け」は食べたことがない!つまり、このふりかけが「のどぐろの煮付けっぽいか」ということは語れないのでした(トホホ)。

それでも一度は食べてみる価値ありです。なんてったってのどぐろは高級魚。本物はなかなか食べられませんから。ふりかけといえど、ほんのりラグジュアリーな気分を味わえるはず。

「のどぐろ煮付け風味ふりかけ」は、そんな感じのふりかけです。

よし、
ふりかけごはんにしよう!

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。