京都の「ラー油ふりかけ」が病みつきになる理由【自炊に疲れたアナタへ】
ごはんを炊いて、ササササー。
ラクチンでおいしくて栄養もとれる「ふりかけ」は、まさに現代が誇るべきイノベーション。
そろそろみんな、おうちでごはん作るのに飽きてますよね?
もう、“ふりかけごはん”でよくないですか。ふりかけごはんでいいですよ。人生、ほどよく手を抜くのは大事です。
それにイマドキのふりかけをなめてはいけません。このシリーズを最後まで根気よく、粘り強く追いかければ、人生を狂わせるような「マイベストふりかけ」に出会ってしまうかもしれません(全12回の予定です。あきらめないでついてきてください)。
八つ目は、辛そうで辛くないのがクセになってしまう「京らー油ふりかけ」。
この色、
絶対辛いですよね?
どうですか。
この「京らー油ふりかけ」、めっちゃくちゃ辛そうに見えますよね。ところがどっこい、そんなに辛くないんです。ちょっと前に「食べるラー油」が流行りましたけど、あれと似てるかもしれません。「ウマ辛」です。
京野菜「九条ねぎ」の豊かな香りをうつした「京ラー油」を、香ばしく焙煎した胡麻にじっくりと染み込ませるとともに、素揚げにして甘みを出した九条ねぎもたくさん入っているので、ごはんがすすむすすむ。
一口目で「こりゃ旨みがすごい」と思ったんですが、九条ねぎか〜。九条ねぎはズルい。ウマい。
濃厚な味わいのふりかけなので、パスタやハムチーズトーストのトッピングにしたり、しらす丼や卵かけご飯のお醤油がわりに使ったりしてもおいしいみたいですよ。
食べるラー油で試しましたが、この手の味は、冷奴やサラダにも合うはず。
いろんな料理に使えるっていう汎用性は、ふりかけの無限の可能性とか、アグレッシブさを感じさせてくれますよね。もはや白メシだけを相手にしてるんじゃないんだぞっていう。
ま、今は自炊に疲れてるんで、白メシにササササーっとかけて食べる一択ですけれども。
「京らー油ふりかけ」は、そんな感じのふりかけです。