南極大陸の氷塊が分離して、氷山に。その原因は……?

「氷の大陸」と呼ばれる南極大陸

その南極大陸の氷塊が分離して、世界最大の氷山となったことが、5月13日、「ESA(欧州宇宙機関)」の衛星によって明らかとなった。

ウェッデル海南部を覆う棚湖「フィルヒナー・ロンネ棚氷」が分離し、全長約170km幅25kmにもなる、巨大な氷山。じつにニューヨーク・マンハッタンの約80倍の面積に相当し、日本では富山県の面積ほどあるらしい。

今回の分離をうけて科学者らは「氷の塊が棚湖から分離することは、自然のサイクルとして起こりうることであり、気候変動とは関係がないと思われる」との見解を発表。それでも、レアなケースでもあるため、今後も観察を続けるという。

果たして、世界最大の氷山誕生のニュースは喜ぶべきものなのか、それとも……。年々、世界的に平均気温も海面も上昇している事実を思うと、なんだか複雑な気分にもなる。

ちなみにこの氷山、「A-76」という名前が付けられたようだ。

©contains modified Copernicus Sentinel data (2021), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO
Top image: © contains modified Copernicus Sentinel data (2021), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO
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