「荒廃した未来」から来た「ペールエール」!?

未来のビールは、どんな味わいだろうか?

ひとつの答えとして、世界初のカーボン・ニュートラル・ビールを開発した米ブルワリー「New Belgium Brewing」が、「Torched Earth Ale(焼き払われた地球のエールビール)」を発表した。

© New Belgium Brewing Company

望まぬ未来”をテーマに作ったこのビールには、おいしいエールビールに欠かせない新鮮で良質な水、麦芽、ホップ、エール酵母が入っていない。

その代わりに、山火事の煙をイメージした焦げくさい麦芽干ばつに強い穀物(キビ、ソバ)、保存可能なホップエキス、そして苦味成分としてのタンポポなど、気候変動が激しい未来においても、手に入るであろう原材料が使われている。

同社によると、気になる味わいは「なにかの賞を受賞するようなものではありませんが、世界中のビール愛好家に気候変動の危機を訴えるものです」ときた。

実際に飲んだ人のリアクション(投稿2枚目)を見るに……衝撃的な味であることは間違いなさそうだ。

© forrestshearer/Instagram

こうしたビールが当たり前になってしまう。そんな未来を防ぐために、同社は「フォーチュン500(全米総収入上位500社)」のうち、大胆な気候変動対策を講じていない70%に呼びかける「Last Call for Climate」キャンペーンを継続して実施している。

その一環として考案されたこのビールの販売地域はアメリカ限定となっているが、キャンペーンにはコチラを通じて参加が可能。

おいしいビールを飲み続けられる未来は、あなたの手にかかっているかもしれない。

Top image: © New Belgium Brewing Company
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