ゴッホの「ひまわり」、嗅いでみたい?
みなさん、「絵画の観賞」って、何をすることかわかる?
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答えはもちろん、「観る」の一択。
ところが、今回オランダの「ゴッホ美術館」が新たにリリースしたグッズは、なんと絵画を「香りで感じる」ものなんだとか!
イギリスのフレグランスブランド「Floral Street」とのコラボによって生まれたのは、ゴッホの絵画からインスピレーションを受けた「香水」。
絵画という視覚的な美しさを香りという嗅覚の美学に落とし込んだまったく新しいコンセプトのこの商品。
美術作品を“身に纏える”ってすごくない?
と思いきや、じつは「ゴッホ美術館」が香りをフィーチャーしたのはこれが初めてではないらしい。
2015年に、「Feeling Van Gogh」というエキシビションを開催。この展示では、視覚障害者が絵画を感じるために“香りを演出”したそう。
さらに、2019年にはあの「ルーヴル美術館」も絵画の名作をテーマにした香水を販売、最近では「Smell Museum」なんてものも計画されているとか。
......流行ってたんだ!(笑)
今まで芸術は「観る」と「聴く」が主体だったけど、これからは「嗅ぐ」ことも重要な感覚になっていきそう。
ゴッホの香水、果たしてどのような香りなのだろう。そして何より、あの「ひまわり」を感じることはできるのか......?
いつか手に取れる日を楽しみにしたい。
© Floral Street Fragrances Ltd
Top image: © Floral Street Fragrances Ltd