MCU新作『エターナルズ』で映画史に残るキスシーンが誕生したかもしれない

日本でも期待が高まっている11月5日劇場公開予定のマーベル最新作映画『エターナルズ』。

アベンジャーズ誕生以前の新しい時代をテーマにした本作は、多国籍な豪華俳優陣、実力派制作チームによる渾身の作品ということも相まり、アメリカでは2021年最高のペースで売れているらしい。

いろんな意味で、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」史上初の要素が詰め込まれているという同作品だが、LGBTQの視点からも大きな注目が集まっている。

なんと、新ヒーローとして登場する「ファストス」というキャラクターは、同性愛者として描かれており、彼のパートナーとの間には子どももいるという設定なのだ。

劇中にはファストスとパートナーのキスシーンもあり、同性愛者のキスシーンはMCU史上初の出来事であるという。

また同作品のプロデューサーを務めるネイト・ムーア氏は、ファストスの設定について「あくまでも、そのキャラクターの一部にすぎない」とコメントしており、キャラクターが同性愛者であることを可能な限り自然に描きたかったと話している。

ちなみに、先述したキスシーンもとても美しい仕上がりになっているとのことで、現場で泣いてしまうスタッフもいたらしい。

巨大スタジオ作品でも、このようなことが描けるようになったのは、歴史的に見ても大きな快挙といって間違いないだろう。

これはマーベルファンだけでなく、映画ファン必見の作品になるかもしれない。

© ディズニー・スタジオ公式/YouTube
Top image: © Disney & Marvel.
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。