移住促進&空き家対策に。岡山県・笠岡市が「VR内覧」サービスを導入
瀬戸内海に面し、山にも囲まれた自然豊かな港町、岡山県・笠岡市。この地で、移住促進及び空き家対策の一環として「VR空き家内覧」というサービスが導入された。
以前から笠岡市では、空き家や空き地を有効利用するため、売りたい人と購入したい人のマッチング制度「空き家バンク」を取り入れていた。
が、町で移住相談員をしている廣澤氏によれば、コロナ禍で都市部からの問い合わせは急増したものの「実際に見にいくことがむずかしいから」という理由で実現しないケースが相次いだとか。
そこで、同県初の取り組みとしてスタートしたのが、VRでリアルさながらな内覧が叶うという今回のサービスだ。
©岡山県笠岡市
ポイントは、外観、内観、近隣の景観、残置物などを含めた空き家一帯のありのままが360°見られるところ。
実物とのミスマッチへの不安が軽減され、オンラインで画面共有しつつ相談すれば、より具体的な話が聞けてありがたいだろう。
都会にはないようなのどかな風景が広がっているので、移住の予定がなくても帰省や旅行気分が味わえておもしろい。
ちょっと気分転換がしたいときなどに、街のおすすめスポットやグルメ、イベント情報などを紹介しているInstagramと併せてチェックしてみては?
『笠岡市空き家バンク』
【HP】http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/teijyuu/39982.html
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