『日本沈没』で描かれた「富士山噴火」はSFの世界の話なのか?

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

富士山、噴火

TBS系列で放送され、12月12日に最終回を迎えたドラマ『日曜劇場 日本沈没ー希望の人ー』。

SF界の巨匠・小松左京の名作小説を現代風にリファインしてドラマ化された本作は、小栗旬や松山ケンイチといった名優たちの迫真の演技とそのリアリティ溢れるストーリー&映像が話題となりました。

大都会・東京の巨大なビル群が海に飲み込まれていく衝撃的なシーンと同様に、日本の象徴ともいえる富士山が天高く火柱を吹き上げる場面は、視聴者にこの島国の“最期”を感じさせるに十分なインパクトを与えました。

「富士山が噴火?そんなの物語のなかだけのことでしょ?」

さて、もしそんなふうに思っているなら、それは間違いです。

富士山は、これまで何度も噴火を繰り返してきました。「気象庁」の「火山噴火予知連絡会」によると、活動度をA〜Cの3段階にした場合、富士山はBにランク。専門家による観測が必要とされる、れっきとした活火山なのです。

ちなみに、記録に残る富士山の噴火の歴史のなかで直近は「宝永大噴火」と呼ばれるもの。今からわずか314年前(1707年)に起きました。

その際、富士山南東部の火口(現在の宝永山)から100km以上離れた江戸市中にまで火山灰が降り注いだということから、相当に規模の大きな噴火だったことは想像に難くないでしょう。

現在は比較的安定している富士山の火山活動ではありますが、いくら現代のテクノロジーを駆使しても、次に起こる(かもしれない)噴火の時期と規模を完全に予測することは非常に困難です。

そんな逃れようのない自然の脅威と猛威──“天災”だけでなく、今の地球は“人災”ともいえるさまざまな問題を抱えています。

地球温暖化、ごみ問題、海洋汚染や二酸化炭素の問題など、人間は“本来恐れる必要のなかった脅威”を自らの手で生み出してしまっているのです。

「地球は生きている」

月並みで聞き飽きた表現かもしれませんが、地球がこれ以上“怒らない”ように、今できることを考えてみましょう。

Top image: © fboudrias/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。