「チームラボ」が手がけた丸っこい光る彫刻群、ヨーロッパ最大級の見本市へ!

世界最大級の国際インテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」。パリで年2回開催され、ヨーロッパでもっとも重要なインテリア・デザイン三大イベントの一つと言われるこの祭典に、あの「チームラボ」が出展することとなった。

出展される作品のタイトルは「呼応する生命の小宇宙 - 固形化された光の色」。なんとも不思議な形状をした丸っこいオブジェが立ち並ぶ異空間だ。

口で説明するよりもまずは、この動画を見てみてほしい。

丸っこいオブジェはオーヴォイド(卵形体)と呼ばれる彫刻群で、人に押されたり風で倒れると、起き上がり小法師のように元の位置に戻りながら音色を響かせて発光する。

色の概念を更新することを試みている「チームラボ」によって、「固形化された光の色」と名付けられた新しい概念の61もの色でさまざまに変化し、空間全体に広がっていく。

また、日が沈んだり、暗い場所に置かれるとその環境に反応して自ら発光する。

吹く風や雨、そこにいる人々のふるまいによる影響を受けながら刻一刻と変化するオーヴォイド群。作品そのものだけではなく、置かれた環境と人々をも作品の一部として取り込んでしまうというのワケだ。

日本でも複数の実例があり、2019年末には高知城がオーヴォイドによって幻想的にライトアップされている。

「メゾン・エ・オブジェ」での展示は翌2022年1月20日(木)~1月24日(月)までの5日間を予定。詳しくはこちら

Top image: © チームラボ
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。