ミラノに大規模「自転車ネットワーク」が誕生予定!
パリ協定で定められた二酸化炭素に関する排出削減目標を達成する為に、欧州各国では、様々な取り組みが進められている。
イタリアの都市ミラノがこのたび発表したのは、「The Cambio Network」と呼ばれる大規模自転車ネットワークの構想。
全長750キロメートルに及び、ミラノの人口の86%を自転車ルートから1キロメートル以内に収めるこの自転車網が、2035年までに整備される計画になっているようだ。
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同ネットワークは、市内中心部を中心に同心円状に配置され、16本の放射状線が交差する。4本の環状道路は、緑道として整備され、大都市圏の周囲を接続する予定だ。
また、自転車ルートの1キロメートル以内には、病院、学校、企業を含むサービスの80%が収まる。
さらに市は、これから輸送事業の20%が自転車で行われることを望んでいるという。
人々が自転車を多く利用することで、健康促進にも繋がるなど、他にもメリットが多いこの計画。パリ協定達成に向けた市が主導する具体的なアクションとして、日本も見習う必要がありそうだ。
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