スキポール空港、2023年から着陸便数を削減。気候変動対策が目的らしい

外国人観光客の受け入れを再開する国が増え、増便を発表するエアラインも多くなってきている。

そんななか、オランダのアムステルダム・スキポール空港は、2023年から同空港に着陸する便数削減すると発表した。

なんでも気候変動対策とのことで、2019年比で約10%減らすらしい——。

飛行機の気候変動への影響については、近年欧州を中心に世界で議論されてきた。また、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが、飛行機に乗らずヨット大西洋を横断したのは記憶に新しいだろう。

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議論個人レベルでの取り組みはこれまで行われてきたが、空港として具体的なアクションを起こすのは今回が世界初。気候変動対策が一歩前進したといえるかもしれない。

ただ、スキポール空港はヨーロッパで3番目に大きい空港ということもあり、欧州国際空港評議会(ACI Europe)国際航空運送協会(IATA)など方々から批判も出ている。

反対を押し切って便数を減らす今回の政策で気候変動がどうなるか、注目したい——。

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