すべての失敗に、拍手喝采を。「失敗作ミュージアム」公開中
失敗を挑戦の証と捉え、その勇気を称賛する。
そんなコンセプトのもと「失敗作ミュージアム」と題したオンライン展示会が開催中だ。
同企画は「デジタルハリウッド大学」(以下、DHU)と「面白法人カヤック」のコラボレーションによるもの。
「DHU」の在学生や卒業生による初期衝動溢れる駆け出し作品=失敗作と、現在の作品をBefore→After形式で並べて展示。
在卒生に加えて、クリエイティブ業界で活躍するDHUの実務家教員、さらには理念に共感した外部クリエイターの作品も展示される。
作者:近藤涼さん(DHU卒業生[13期生])/作品名『頭蓋骨習作』 ©デジタルハリウッド株式会社
作者:今井亨さん(DHU在学生[16期生])/作品名『cubes』 ©デジタルハリウッド株式会社
作者:藤原麻里菜さん(「無駄づくり」発明家)/作品名『お醤油を取ってくれるマシーン』 ©デジタルハリウッド株式会社
作者:もにゃゐずみさん(発明家/プロダクトデザイナー)/作品名『水に流せる名刺』 ©デジタルハリウッド株式会社
作品展示基準は、次の通り。
・初期衝動あふれた駆け出し作品であること。
・作品のクオリティは不問。熱量重視。
・世の中への大きな挑戦が感じられるとなお良い。
※小さな失敗や怠惰、挑戦無き失敗は一切展示・掲載しない。
プロ・アマ問わず、多様な「失敗作」の鑑賞を通じて「失敗することは恥ではなく、つくることの楽しさを感じてほしい」というメッセージを、これからの未来を担う高校生や受験生に届けたいと考えられたのが「失敗作ミュージアム」。
期間は2022年3月まで。
「失敗作」という言葉が持つイメージを180度ひっくり返すような作品やコメントの数々を堪能しようではないか。
©デジタルハリウッド株式会社
『失敗作ミュージアム』
https://www.dhw.ac.jp/p/shippai/
Top image: © デジタルハリウッド株式会社