スペインでまたもや「修復失敗」事件が発生
スペインのカスティーリャ・イ・レオン州パレンシアにて、歴史的な女性像が修復不可能なほどにダメージを受けてしまった。
この作品は1923年に公開されたもので、穏やかなほほえみを浮かべている点が特徴だったという。約100年経過していることもあり、風化がみられたため修復をすることに。
詳しい理由などは明らかになっていないが、実際に手を加えたのは素人の修復家だとか。その結果、元に戻すことが不可能な状態となり、映画『トイ・ストーリー』シリーズのキャラクター「ミスター・ポテトヘッド」に似ていると揶揄される仕上がりになってしまったのだ。
スペインでは、たびたび、絵画や彫刻の修復に失敗している。専門家以外の芸術作品の修復を禁止する法律がないことが理由だとされているが、今後はどうなるのだろう?
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