スペイン人は「小さいの」がお好き

例えば、スペイン語は人の心を動かすようなスピーチ向き。自分が口にして初めて実感できる“リズム”がどの言語にもあります。

動画サイト「The School of Life」が紹介するのは、スペイン語やイタリア語にみられる「矮小化」について。

具体例として使われている単語を声にしてみると、動画の説明も理解しやすいかもしれません。

日本語ではあまり見られない
愛情表現のひとつ

Image by The School of Life

愛着や親近感をあらわすときに、「小さな◯◯」という呼び方をする文法「指小辞」。

広すぎる世界を自分の手に収めたい、などの気持ちが背景にあるようです。まるで何かを自分が持ち歩けるサイズにして、ポケットにしまうかのように。

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指小辞は、人の愛称にもよく使用されます。

例えば、「Emma」という名前に指小辞をつけると「Emmie」になり、「Brad」という名前は「Brady」になります。

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この傾向が顕著なのはスペイン語です。

例えば、時間に対して「少しの時間」と言うことで「今」を表現します。

コーヒーを「小さなコーヒー」と呼ぶことで、コーヒータイムを自分のためだけの特別なものにしたいという心情を表します。

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また、文法に厳格な言語であるドイツ語においても、同じような表現が多用されます。

ドイツに暮らす人々はソーセージに指小辞をつけて、「美味しい」「魅力的な」ソーセージであることを強調します。

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英語では、指小辞が使われないわけではありませんが、他の言語に比べると非常に少ないのが特徴です。

おそらくひとつの理由として、英語はグローバルな言語であり、征服する人々の言語としての側面が強いからだと考えられています。

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自分の愛が込められているモノを小さく表現するのは、可愛らしさを強調します。

あなたが同じように何かを表したくなったとしたら、そこには愛情が生まれていると言ってもいいのかもしれません。

Licensed material used with permission by The School of Life