今の仕事に飽きてきたら…。まずは自分と向き合う時間から作ってみては?
何年も同じ会社に勤めていると、日々のタスクに飽きることもあるでしょう。だから、より満足ができる場所を求めて、転職を考える人もいるかもしれません。
だけど、闇雲に行動を起こしても、上手くいくことは少ないはず。人生を変えるチャンスを最大限に生かすためにも、一歩立ち止まって、「やりがいのある仕事とは何か」や「どうやって意義を見出すのか」を考え直してみては?
紹介するのは、人気サイト「The School of Life」が2015年に公開した動画。今見ても、役立つ情報があるので、その内容をハイライトでどうぞ。
多くの人に影響を与えていることを
知っているかどうか
やりがいがあると心の底から思えている人は、自分の能力を活かしていると感じています。当たり前だけど、こう考えられる職種や仕事内容は、人によって異なります。
例えば、パン職人としてパンを焼くことだったり、エンジニアとして新しいものを開発することだったり。または、投資することや外国語を教えることかもしれません。
私たちが生活をする上で起こりうる問題を、解決するような仕事も意義を感じやすいでしょう。その度合いが、大きくても小さくても。
一日一日を過ごしていくなかで、その影響を感じることができるのも重要なファクターとなります。
自分の仕事の目的を
明確にできているかどうか
しばしば、仕事にやりがいを見つけるのが難しいと感じるのは、私たちが本当に興味のあるものを知らないから。これには自分と向き合う膨大な時間が必要です。また、多くのことにチャレンジをしなければ、何が良くて悪いのかも分かりません。
だけど、高校や大学、社会の教育では、ここまでカバーできていないのが現状。だから、どのように働きたいのかというアイデア、仕事を始めるには何が大切なのか、を学ばなければいけないのです。
また、自分のやっている仕事が社会に貢献していることが分かっても、実際には感じ取りにくいという場合も。なぜなら、多くの企業はとても大きく、タスクが細分化されていて、どのような影響を与えているのかがクリアではないから。
例えば、10,000人の社員がいる中で、2022年のプロダクト開発に向かって動いていたら、目的を失ってしまうこともあるでしょう。だから、大企業に勤めていた人が、規模の小さい会社に転職をすることがよくあるのです。