「1人でも生きていける」。このセリフを言えないうちは、独身でいなさい。
社会人になった途端、「結婚」の2文字に妙なリアリティを感じている私。早い子は職場で知り合った人たちと、ありえないスピードでゴールイン。こうなると、必要ないのに焦ってしまったり、願望ばかりが大きくなり、虚しさで夜も眠れなくなることも。
だけど、「The School of Life」が制作したこの動画『Why Only the Happily Single Find True Love』が、私のあせりをかき消してくれたんです。
「社会経験を積んで自立した女性になってからのほうが、良いパートナーを見つけられる」、と。ああ、この言葉にどれだけ励まされたことか!
焦らずに、1人でいなさい。
ある一定の年齢になると、「独身女性」は、不快なほどの社会的プレッシャーに悩まされます。気を使った友達からの男性紹介が増えたり、お見合い話が持ち上がったり、祖父母の寿命を考えたり……そのたびに、「どうにかしなきゃ」という焦りに飲み込まれそうになるでしょう。しかし、そこで動かずに、自分の成長にもっとフォーカスしましょう。焦ってパートナーを探すのはやめて、独身である貴重な時間を自分のために使ったほうがいいのです。その理由は以下の通り。
【理由その1】
無駄な遠回りをしないで済むから
「どうにかしなきゃ」という思いがとにかく先走ってしまって、恋愛アプリにまで手を出し始めたら、もう末期。
適当な友情関係や、セックスは手に入ったとしても、理想には程遠い人としか出会えないでしょう。「ああもう疲れた、やめよう…」と戦意喪失する頃には、お金も時間も労力も無駄遣いしすぎてしまっています。そんな精神状態では、出会えるものも出会えない。無駄に遠回りをするくらいなら、「自立」にフォーカスして、自分磨きをしていた方が近道です。
【理由その2】
性的な解放がある
性欲が盛んな時期は欲求で溢れているため、本当に相手を必要としているのか、ということが見極めにくいのです。早くに結婚して、パートナーとしか性的欲求を満たすことが社会的に許されなくなる、ということは、その後の2人にとって一種の賭けであり、思った以上にストレスの原因になります。
一方、独身女性は性的欲求を十分に利用して見極めることができるのです。それは、「確信を持って、最良の男性だと言える要素が増える」ということでもあります。
【理由その3】
"本質的な愛"で結婚できるから
1人で成長していける強さを手にした時には、もういっときの感情で他人を求める弱いあなたではないはず。
自分の足で人生を歩めるようになった自分を愛し、1人の時間を大切に感じられた時に初めて、「本当にこの男性と一緒にいたい」という愛情で、男性を求められるようになるのです。そこには損得感情や、社会的プレッシャーという理由はありません。
若いうちに結婚に踏み切ることが、悪いとは決して思わない。けれどこう言われてみると、確かに私は、一理あるなあ……と。年齢に限らず、心から「この人!」と言えないのであれば、今の自分に焦点を当てたほうが結果的には、幸せなのかもしれないですね。