「Anker」3Dプリンター界に参入!! ロマンとワクワクが止まらない。

もはや、なしには語れないほど、デザイン領域だけでなく、医療現場をはじめ、あらゆる製造のシーンにおいて活躍する便利道具の3Dプリンタ

その3Dプリンタ業界に、モバイルバッテリーやタブレット製品でおなじみ、あの「Anker」が参入。今月はじめ同社初となる3Dプリンタ「AnkerMake M5」を発表した。

©AnkerMake M5 3D Printer

すでにクラウドファンディング「Kickstarter」では、目標額を大幅にクリアしていることからも、注目度の高さがうかがえる。

なんでも、競合機種の5倍の速度での印刷を実現するそうで、独自技術により天板とアーム部の稼働加速は2500mm/秒。従来の3Dプリンタと比較しても圧倒的なスピードのようだ。

高速CPUと内臓AIカメラにより、データ通りに印刷物が出力されているかどうかをチェックするという。また、作業の進捗をスマホアプリで確認することもできるという。

なるほど、基本3Dプリンタによる出力は時間がかかる。それをいつ、どこにいても進捗確認できるというのはありがたい。

©AnkerMake M5 3D Printer

さて、業界をザワつかせているのは、これら機能だけではないようだ。メーカー希望小売価格759ドルというから、日本円にして10万円を切る価格設定。市販となればさらに値段は下がってくることも予想される。

産業の場で、医療現場で、あるいはクリエイター支援ツールとして。22年冬には日本でも発売の予定だというから、気になる人は今のうちからチェックしておいて損はないはず。

Top image: © kickstarter
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。