ちょっぴり不安……バイドゥ「無人自動運転タクシー」開始
8月8日、中国で最大の検索エンジンを提供する企業「百度(バイドゥ)」が、人間によるセーフティドライバーを必要としない、完全自動運転によるタクシーサービスの運営許可を取得したことを発表。
重慶と武漢の2都市からサービスを提供するという。
まず、同社は自動運転タクシーを5台配備。重慶では9時30分から16時30分まで、武漢では9時から17時まで利用できるようになる。対象エリアは重慶は30平方キロメートル、武漢は13平方キロメートルとのこと。
これに合わせてバイドゥはデモ動画を公開。無人自動運転タクシーサービスの概要をうかがい知ることができる。
© Baidu Inc. / YouTube
ドライバーがいなくてもハンドルが動いている様子は、ちょっと不思議な感覚。
最初はユーザーも慣れないかもしれないが、完全自動(無人運転)という不安さえ払拭できれば、きっと多くの人の足となることだろう。
いつの日か、日本でもドライバーレスなタクシーが走る時代がやってくるかもしれない。
Top image: © Baidu, Inc.