【悪用厳禁】誰もが「透視」できる技術が、ついに......

じつは私たち人間は、誰もが一様に「超能力者」だった──。

人間の脳波を使用して壁の向こうを透視できる「ゴーストイメージングAI」は、「グラスゴー大学」の研究グループが開発したもので、「NLoS(Non Line of Sight)イメージング」という、障害物で見えないはずの物体を見る技術の応用編。

通常だと、壁の向こうにある物体を判別するためにレーザーの反射を活用し、カメラで捉えて分析することでその物体の正体を判断するのだが、今回の「ゴーストイメージングAI」はカメラではなく「人間の目」を使うのだとか。

そのタネ明かしは以下の通り。

  1. プロジェクターでとある図形を投影

  2. スクリーンを透過したプロジェクターの光が白い壁に反射する

  3. その反射光で図形の正体を判断

「むむっ?“反射光”で目に見えないはずの物体の正体が分かるの?」って思ったアナタ。

これは見てる本人がわからなくても、脳の「視覚野」がしっかり認識できているんだそう。

つまり、反射光を目で見たときの視覚野の脳波をAIに解読させて「見えない物体を透視」しているってこと。

この実験の背景には、人間の脳波を試すことで

「将来的に人間の能力強化につながる方法を模索するため」

だとか。

私たちがすでに持っている「脳力(のうりょく)」で「能力強化」できる未来がすぐそこに来ていると思うと、そろそろSF映画と現実の区別がしづらくなるかも……?

Top image: © AntiD/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。