利用料が「保護猫たちの支援」になる斬新な「ワークスペース」、渋谷にオープン!

愛くるしい表情や仕草でわれわれを癒してくれる猫たち。

しかし、人間の身勝手な事情で行き場を失い、殺処分という最期を迎えてしまう子たちも……。

近年ではその数もかなり減ってきてはいるが、それでもまだ年間約2万頭もの犬や猫が殺処分され、うち7割が猫だという。

それを受け、仕事をしながら保護猫活動に参加できるという、なんとも斬新なコワーキングスペース「NE COWORK.」が渋谷区にオープンする。

©けだま株式会社

猫はもちろん、保護動物活動は近年活発になってきてはいるものの、実際に活動に参加できる機会や社会全体への認知はまだまだ。興味はあるけど、何ができるか分からないという人も多いだろう。

ならば、仕事場という日常生活の一部を保護猫活動の場所にしてしまおうと、このワークスペースができたわけだ。

©けだま株式会社

広々としたフロアにはデスクが並ぶフリーエリアに、集中したいときにこもれる半個室のフォーカスエリア、一息つきたいときにくつろげるリラックスエリアが設けられていて、それぞれのエリアにかわいらしいたちが。

これなら、「飼う」こととは違った形でより多くの保護猫の居場所を作ってあげることができ、施設利用料も猫たちのごはん代や医療費に使われる予定だそう。

また現在、オープンに向けて「campfire」にてクラウドファンディングを実施中で、グランドオープンは年明け1月。気になる方はこちらをチェックだ。

Top image: © けだま株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。