ルーヴル美術館、「快適な見学」のために1日あたりの入場者数を制限
1月5日、フランス・パリの「ルーヴル美術館」が1日あたりの入場者数を3万人に制限すると発表した。これは2022年6月には決断されていた内容とのこと。
ルーヴル美術館は2022年の入場者数を明らかにしたニュースのなかで、1日あたりの入場者数に制限を設けることを発表。今後は、入場者の快適な見学と美術館スタッフの最適な労働環境を整備するために、3万人を上限とするそうだ。
この決定について、ローランス・デ・カール館長は下記のようにコメントしている。
「私たちは、来館環境を改善し、質の高いプログラムと、美術館の展示と共鳴するユニークなライブパフォーマンスを提供し続けるために、より一層の努力を重ねていきます」
ちなみに、2022年の合計入場者数は約780万人で、2021年の数値と比較して170%増だったようだ。
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