Z世代の間で広まる「最低限の月曜日」大作戦
楽しかった休日が終わりを迎える日曜日の夕方、ふと頭をよぎるのは“月曜日”の存在……。
アニメ番組『サザエさん』を観ると、明日からまた通学や仕事しなければならない現実に直面し、憂鬱になる「サザエさん症候群」なる言葉や、休み明けの月曜日に仕事が憂鬱になる「ブルーマンデー症候群」なんてワードも存在するように、日曜日から月曜日に移り変わることに一定のストレスを感じる人は多い。
さて、そんな人に試してもらいたいのが「ミニマム・マンデー(最低限の月曜日)」だ。
これ、アメリカのZ世代を中心に広まってきているアイデアで、週の始まりの月曜日には必要最低限のタスクのみにとどめ、火曜日以降にエネルギーを温存するという方法。
「え、それだけ?」なんて声が聞こえてきそうだが、ブルーな気分に終止符をうつ打開策になると考えられているようだ。
現にミニマム・マンデーを実践するインフルエンサーによれば、プレッシャーを和らげることで、絶えずストレスに晒されていたときと比較して、多くのことができるようになり、生産性も向上したんだとか。
それだけじゃない。メンタルヘルスの福利厚生会社である「Lyra Health」も支持を表明。「現実から逃避するのではなく、現実をよりよくするための動き方が重要」とウェルネス系メディア「Well+Good」に語っている。
さて、言うまでもなく「ミニマム・マンデー」はサボり目的での提唱ではない。自身のモチベーションを最高の状態へと調整するためのハックと捉えてみてはいかがだろう。
週のあたまからトップスピード!というプレッシャーから少しでも解放されたなら、『サザエさん』で憂鬱になったりすることもなくなるのでは?
次の月曜日からミニマム・マンデー、試してみてはいかがでしょう。
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