MIT、空の旅に革命をもたらす「電動モーター」を開発中

アメリカのマサチューセッツ工科大学が公開した情報によると、同大学のエンジニアチームが民間旅客機に搭載できる電動モーターの開発に取り組んでいるようだ。

これまで小型の飛行機では電動化は実現できていたものの、大型の民間旅客機では機体に搭載できる現実的なサイズでありながら、メガワット級の発電ができる必要があると言われていた。

それに挑んでいるのが同大学のエンジニアチームで、今のところ、モーターの主要部品の設計と試験を終えているそうだ。そして、小型エンジンに匹敵する重量とサイズで、連結された部品全体で1メガワットの電力を生み出せることを証明したという。

この研究が進み、実際に大型の民間旅客機に使用されるようになれば、温室効果ガスの排出量は大きく削減されることになるだろう。空の旅に革命が起きるに違いない。

もしも航空業界の電動化が実現すれば、今以上に多くの人が飛行機を利用することになるだろう。

Top image: © Airbus SAS 2023
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