NY市、フードデリバリーに時給17.96ドルの最低賃金を導入!
ニューヨーク市は、Uber EatsやDoorDash、Grubhubなどのフードデリバリーサービスの配達員に対して、時給17.96ドル(約2543円)の最低賃金を導入することを発表した。7月12日より、この法律は施行される。
背景にあるのは、配達員の賃金が低いこと。同市には6万人以上の配達員がいるが、現在の平均時給は7.09ドル(約1000円)だと明らかにしている。配達員はこの給料から経費や税金などを支払うため、今のままでは同市で暮らすのは難しいという。
また、フードデリバリーサービスとその配達員によって、同市に暮らす多くの人々は生活を支えられていることについても言及している。
ちなみに、2025年4月1日には、インフレ率によって調整される可能性はあるが、さらに19.96ドル(約2827円)へと最低賃金が引き上げられる予定だ。
フードデリバリーサービスはアメリカだけではなく日本でも浸透している。
アメリカのこうした動きは、日本にどのような影響を与えるのだろうか? 注目だ。
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