「京都大作戦」からのサウナが、軽く「宇宙」だった

サウナ大好き作家・岩田リョウコさんと、サウナをこよなく愛する女優・清水みさとさん。

ふたりがどのようにサウナを日常に取り入れ、どんなサ活を楽しんでいるのか。気になりますよね? そこで、ふたりのサウナな日々を「交換日記」に綴ってもらいました。

今回は、みさとさんからリョウコさんへ──。

清水みさと

俳優、タレント。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」ポスターモデルをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティーを務め、TBS「世界ふしぎ発見!」など多方面で活躍中。近著に『サウナのぷりンセス』。

リョウコさんへ

 

クラフトビール造り、本当に楽しかったです。お誘い、ありがとうございました。

一切お酒を飲まない人間なのに、「クラフトビールつくるけど来る?」の一言で、のこのこついていっちゃった。だって、またリョウコさんがおもしろいことしてるから!


それに、リョウコさんの友人であり「Be Easy Brewing」のギャレス(Gareth Burns)に会えるのをずっと心待ちにしてました。「早く2人を会わせたい!」と言ってくれていたのも、会った瞬間仲良くなれたのも、とっても嬉しかったです。

絶賛クラフトビール造り中の2人©清水みさと
©清水みさと

サウナ好きで、パフェ好きで、三味線まで弾いちゃう、アメリカ人のギャレス。

青森から帰ってからも、3人のLINEグループは絶賛稼働中。そして、わたしの英語勉強も兼ねて、英語でトークをしてくれる2人。友人と話すときに使う英語こそ、「わたしが使いたかった英語だ!」と気づくことができました。英語で何をしたいかは、英語学習するうえで、結構大事なんじゃないかと思いました。

クラフトビールを造りに行ったのに、いいサウナ、いい人たち、美味しいごはん、英語への意欲と、副産物だらけ。

 

ビールは飲めなくたって、なんのその。

リョウコさん著『エンジョイ!クラフトビール 人生最高の一杯を求めて』を改めて読み直し、お手伝い。缶をプシュッとあけて、飲むのは一瞬なのに、造るのはこんなに時間かかるの?こんなにこだわるの?こんなに大変なの?力仕事すぎない?と、そんなことの連続でした。

ヒーヒー言いながらお手伝い©清水みさと

ものづくりが簡単じゃないことは普段からわかっているつもりだったけど、全然わかっちゃいませんでした。今回のビール造りのおかげで、何かを手にするとき、「ありがたいなぁ」と今まで以上に思えるようになったんじゃないかなって、いや、なってないとダメだぞ!わたし。

初めてのクラフトビール造り。みんなで丹精込めた“サウナなクラフトビール”が2種類。出来上がって、飲みたいと思ってくれたどこかのだれかの元に届くのが楽しみでたまりません。



さて、初めてといえば、先日また“初めて”を経験しました。それはズバリ、夏フェス!野外フェス!

 

10FEET主催のフェス『京都大作戦2023』で、念願のフェスデビュー!

©清水みさと

音楽は好きだし、ライブも行くけど、フェスは未経験。

結論、めちゃくちゃ楽しかった!びっくりするくらい、楽しかった!

©清水みさと

フェス当日まで、念入りにアーティストの予習をして、いざ出陣!そして、予習の甲斐がありました!

だけど、もちろん知らない曲だって流れます。そんなとき、知らないからって体を休めたりしません。わたしはこのフェスを全力で楽しみたい!

楽しむためには、まずは形から入ろうと決めました。知らなくたって、体から楽しいを作っちゃえばいいんだ。

10FEETのタオルがなく、「サウナイキタイ」の手拭いで参戦©清水みさと

京都で、今季一の暑さと報道があったこの日。飛び跳ねて、歌って、踊って、サウナよりも汗かきました。歩いた分を除いて、フェスだけで歩数2万5000歩。

フルスロットルなバンドマンのみなさんとお客さんの、人が生み出すエネルギーの渦、それはもう、宇宙までひとっ飛びできちゃうんじゃないかというほとで、その一員になれて嬉しかったです。燃え尽きました。

フェスって、こんなにおもしろいものだったんですね。アドレナリンの元栓、バカになっちゃいました。

 

そして、フェスのあとに行き着く先は……もちろんサウナです。だけど我々、ヘトヘトなので施設のサウナにいく力は残っていません。

そんなときは、もちろんここ!

©清水みさと

天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM 京都駅前 」を予約済み!

着いた瞬間、荷物も服も乱暴にに脱ぎ捨てたっていいんだもん。疲れたら、寝転んじゃえばいい。こんなフェスの終わりに優しい場所、ありますか?

さっきあんなに汗をかいたのに、サウナに入ると信じられない汗の量。10度近くのキンキンの水風呂に、いつもよりちょっと長めに入って、外気浴にて、ちょっくら宇宙へ行ってきます。

一日中、フェスで酷使して固くなった体を、長めにお湯にも浸して、柔らかくしていきます。

「天国〜〜〜!」と叫びそうになりました!

ありがとう、ドーミーイン。

ありがとう、京都大作戦。

 

こんな近くにも、“初めて”は転がっていました。リョウコさんは、わたしが知ってるなかでも特に、経験豊富な人だと思ってます。わたしも、リョウコさんみたいに、見聞を広めていきたいなぁ。

天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM 京都駅前 

【住所】京都府京都市下京区東塩小路町558-8
【電話】075-371-5489
【公式サイト】https://www.hotespa.net/hotels/kyoto/

↓「サウナ交換日記 〜vol.33」はこちらから↓

Top image: © 清水みさと
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