しあわせな「大いそがし」と、自分を「かわいがる」ことの大切さ。

サウナ大好き作家・岩田リョウコさんと、サウナをこよなく愛する女優・清水みさとさん。

ふたりがどのようにサウナを日常に取り入れ、どんなサ活を楽しんでいるのか。気になりますよね? そこで、ふたりのサウナな日々を「交換日記」に綴ってもらいました。

今回は、みさとさんからリョウコさんへ──。

清水みさと

俳優、タレント。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」ポスターモデルをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティーを務め、TBS「世界ふしぎ発見!」など多方面で活躍中。近著に『サウナのぷりンセス』。

リョウコさんへ

 

先日のお家での「肉&牡蠣パーティー」、楽しかったですね!10人もいたのにお肉が余りました!どんだけあったの!(冷凍したのでまたやりましょう)

©清水みさと

わたし今まで、自分の家に大勢がきて、わいわいとゴハンを食べたり、おしゃべりしたり、そういうホームパーティーってしたことがありませんでした。あ、小さい頃によくやるお誕生日会は経験してるので、それぶりですかね。

 

誰かを家に呼ぶ習慣が我が家にはなくて、あとは昔から、ひとりでどこでも遊びにいっちゃうし、「ひとり焼肉バイキング」は中学1年生の頃に済ませちゃいました!(昔、横浜市営地下鉄のセンター北駅の下にあった焼肉バイキングです。今はもうないけれど、塾に行くのをサボってお年玉片手に駆け込んだ、悪ガキです。信じられない。笑)

 

あとは、お酒を飲まないので、大人数で集まることがあまりなかったのも一因で、「1人って楽ちんだな、好きなときに好きなところへ行けるし」って。

だからわたしは、大人数より1人の方が自由だな、好きだなと思ってました。

23才の時1人で鳥取砂丘に行った写真©清水みさと

でも、今はどちらも大好きです。

大人数の楽しさを知ったから。

牡蠣を10人分ほど殻付きで買ったら、殻が剥けなくて大変なことになったキッチン(笑)©清水みさと

単純に気の置けない、楽しい友人たちが周りにいるっていうことも大きいけれど、なにかにつけて「苦手だ」とか「無理だ」って、味わわずに決めつけちゃダメだなぁと思いました。

決めつけなんてもったいない。やらないなんてもったいない。知らないなんてもったいない!

 

アントニオ猪木もそう言ってましたね。

「行けばわかる!いかなきゃわかんないぞ!まずは踏み出せ!」って。

リョウコさん、素敵な言葉を教えてくれてありがとうございます。ノートにすぐメモ。

 

わたし、読んだ本や記事で気になった言葉、好きな文章は全部、ノートに書き写してるんです。いつでも読み返せるように。あと、書くと自分自身の一部になる気がするんです。

スマホでスクショしたり、打ち込んだりしてもなんだか抜けていく気がして、ちょっと手間がかかるしアナログだけど、ノートに書くことにしています。

 

わたしの好きな言葉をひとつ。

 

大好きな小説家・宇野千代さんの『行動することが生きることである』という本より、一節を紹介します。

頭で考えるだけのことは何もしないのと同じことである。私たちは頭で考えるのではなく、手で考えるのである。手を動かすことによって、考えるのである。

出典:宇野千代著『行動することが生きることである』

まずタイトルからもう、わたしの中で除夜の鐘だかなんかの鐘が轟々と鳴り響いた、何度も読み返している大切な本です。

©清水みさと

ところで、じつは「ウェルビー栄」にはまだ行ったことがないんです。機会を逃しっぱなし。名古屋に行くたびに、「ウェルビー!!」って心で叫んでます。

マグロ保管用の業務用冷凍庫を使った-25℃の凍った水風呂、わたしも早く入りたい!リョウコさんの落書きを拝みたい!

 

そして、ウェルビーといえば「サウナ&カプセルホテル ウェルビー福岡」。

©清水みさと

こちらのレディースデーは、行けたんです!

サウナのためならどこまでも

 

当日は、人生で初めて裸でサウナ待ちをするという経験をしました。男性サウナでは、人が多くて“裸待ち”はよくあると聞きますけど、こんな感じなんですね……こんな感じってどんな感じかというと、そうですね、変な感じです!!(笑)

裸でサウナを待つのは、この世の「待つ」のなかで一番おっかないです(笑)なんせ裸ん坊ですから!

 

それはさておき、福岡の「ウェルビー」も、やっぱりすごい。元々お風呂だったところを4℃の水風呂にして、サウナ室の中に水風呂を作っちゃってました。

 

アツアツのサウナ室の中に水風呂って、露天風呂の逆みたいな感じで、冷たいのに頭はあったかくてなんだか入ってられちゃうし、もう体も脳も追いついてないんですけど、追いつかなくていいんだなっていうことを教えてくれたのが、米田社長です。

他に、サウナが2つ。なので、ウェルビー福岡に湯船はありません。本当にサウナを愛している米田社長のサウナへの探究心は底なしですよね。

 

愛があれば、どこまでも行けそうだし、愛がなくちゃどこにも行けないんだろうなぁと学びます。

 

わたしもリョウコさん同様、「好き」で忙しくしてる人だなぁと思うのですが、「流動性ふわふわ型」には共感しかありません!

いつも好きなことでうろちょろしてる、忙しない流動性ふわふわ型!時々失敗(笑)



あ!大好きな名言をもう一つ、いいですか?

毎年スケジュール帳を新しくするたびに書き写している言葉で、誰の言葉だだったかわからなくなってしまったんですが……。

 

自分の意思で、自分が楽しいことを自由にする。それが自分をかわいがるということ。



わたしのお守りです。

これからも「好き」で大忙しでいたいなって、改めて思います。しあわせな大忙し。存分に自分をかわいがっていきたいです。

 

さて、今日もパフェを食べて自分を甘やかしたので、ジムのサウナまで2時間かけて遠回りコースを歩きます。

「ASAKO IWAYANAGI」のパフェ©清水みさと

自分のこと、甘やかしたりかわいがったり大忙し!

 

では!

↓「サウナ交換日記 〜vol.21」はこちらから↓

サウナ&カプセルホテル ウェルビー福岡

【住所】福岡県福岡市博多区祇園町8-12 ロータリー大和ビル2F
【営業時間】サウナ/5:00〜23:00
【公式サイト】https://www.wellbe.co.jp/fukuoka/

Top image: © 清水みさと
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