東南アジアや南アジアで、「ピンクアイ」が流行中

今、東南アジアや南アジアで「ピンクアイ」が流行している。ピンクアイと言ってもカラコンなどではなく、はやり目(流行性角結膜炎)のことだ。

特に深刻なのはベトナム、インド、パキスタンで、数十万人に症状が出ているらしい。熱波や記録的な豪雨により湿度が上がり、病原体が増殖しやすい環境になっていることが原因だと考えられるそうだ。

症状としては、目の痛みやまぶたの腫れ、かすみ目などがあるとのこと。稀ではあるものの、深刻だと視力に影響する場合もあるという。

はやり目には有効な治療薬がないため、自然に治るのを待つしかないらしい。感染を避けるため他人との接触を控える必要もあり、実際にベトナムやインド、パキスタンでは一時的に学校が閉鎖されたんだそう。

海外へ行けるようになってきたが、東南アジアや南アジアへ行く際は手洗い消毒をお忘れなく——。

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