「チャンギ国際空港」の第2ターミナルが、完全にテーマパークな件

「World’s Top 100 Airports 2023」で1位に輝いたシンガポールのチャンギ国際空港が、改装中だった第2ターミナルを完全再開。

新たにお披露目されたターミナルは、王者の名にふさわしい空間になっているようだ。

新ターミナルの注目ポイントは、出発ホールの中心にある「The Wonderfall」。高さ14メートルのデジタルサイネージに、巨大な滝が映し出されているらしい。

滝といえば同空港内の複合施設「ジュエル」にある『Rain Vortex』が有名だが、今回の『The Wonderfall』はこれに匹敵するランドマークとなるかもしれない。

第2ターミナルは、自然をテーマにデザインされているとのこと。天井も壁面もカーペットも、すべて自然の要素が組み込まれているという。

また、出発エリア内には『Dreamscape』という緑豊かな庭園があるらしい。天井はデジタルスカイと呼ばれる仕様で、時間帯によって色合いが変わるんだとか。

免税店も魅力が満載で、バーに行くとロボットバーテンダーがドリンクを提供してくれるんだそう。

しかも、バーは周囲30メートルのLEDで囲まれており、湖に映る月の風景が映し出されているとのこと。これは、唐の時代の詩人・李白の『月下独酌』へのオマージュだという。

まるでテーマパークのような、チャンギ国際空港第2ターミナル。空港を目当てにシンガポール旅行をするのも、いいかもしれない。