ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した「宇宙」切手

メッセージアプリやSNSのDMなどが普及した昨今では、切手を買う機会は少なくなっただろう。しかし、「アメリカ合衆国郵便公社(USPS)」が発行した切手は、「欲しい!」と思うかもしれない。

「USPS」は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した宇宙の画像の切手を販売。「Pillars of Creation(9.85ドル)」と「Cosmic Cliffs(30.45ドル)」の2種類があるそうだ。

こちらは、「Pillars of Creation(創造の柱)」。地球から6500光年離れたところにあるわし星雲の中心部に見られる、ガスと塵に覆われた柱(のように見えるもの)なんだそう。

点在している赤い光点は、形成されたばかりの若い星とのこと。一部が合体して新しい惑星になる可能性も秘めているらしく、宇宙の神秘が感じられる1枚だろう。

こちらの切手は、「Cosmic Cliffs(宇宙の崖)」。カリーナ星雲の北西にあり、新たな星や惑星が誕生する場所だという。

まるで山脈のように見える部分は、塵とガスで形作られているらしい。赤や黄色の光は、成長中の星や新しく誕生した星なんだそう。

もし人類が宇宙進出を果たして地球外に手紙を送れるようになったら、この切手を貼ってみてもいいかもしれない——。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。