今さら聞けない注目ワード。Y3K、イマーシブ、オーセンティックって?

Y3K、イマーシブ、オーセンティック——。

3つともすぐにその意味が分かった方は、普段からさまざまなトレンドを追い、マーケティングやリサーチの視点で世界中のトピックをチェックされているのではないでしょうか。

もちろん、分からなかったという方もご安心を。

下で答えをご紹介しますね!

気になる
キーワードの意味は?

まず「Y3K」を見ていきましょう。

Y3K(ワイスリーケー)とは?

「Y3K」は「Year 3000」の略で、3000年代の未来をイメージした世界観のファッションやメイクトレンドを指します。現在普及している“AI”や“メタバース”からの影響を受けており、現実と仮想のファンタジーを融合させた世界観や美学が特徴です。

「Y3K」を象徴するアーティストとして挙げられるのが、 2020年に韓国の大手事務所「SM ENTERTAINMENT」からデビューしたガールズグループ「aespa(エスパ)」。“自分のもう一つの自我であるアバターと出会い、新しい世界を経験する”というユニークなコンセプトで活動しているアーティストです。3000年代風のフューチャリスティックなメイクに、メタリックやラメ素材、ネオンカラーなどを取り入れた未来的ファッションが特徴的な「Y3K」のビジュアルで人気を集めています。

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次に、「イマーシブ」を見ていきましょう。

「イマーシブ(immersive)」とは?

イマーシブ(immersive)とは「没入感」を意味します。ユーザーニーズが多様化する現代において、「モノ消費」から「コト消費」への移行が進み、体験そのものに価値を見出す人が増えています。VRゴーグルで楽しむメタバース(仮想空間)をはじめ、デジタル技術を活用した展覧会やアトラクション施設など、「没入感」をテーマにした新たな体験型サービスが話題を集めています。

オンラインからリアルまで広がりつつあるイマーシブは、エンタメ業界やプロダクトを超えて、体験型コンテンツを好むZ世代の消費行動を捉える上で重要なキーワードになりつつあり、TikTokでハッシュタグ #immersiveは、約40億回閲覧されています(2024年3月現在)。

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最後に、「オーセンティック」を見ていきしょう。

オーセンティック(Authentic)とは?

Authentic(オーセンティック)は、「本物、実際の」「忠実な」「信頼できる」などを意味する形容詞で、アメリカの辞書出版社「メリアム・ウェブスター」の「Word of the Year 2023」に選出されました。対応する名詞は Authenticity(オーセンティシティ)で、「信憑性」「確実性」「真正性」と訳されます。

Authentic(オーセンティック)は、Real や Actual と同義語の「虚偽や模倣ではない」という意味や、True と同義語の「自分自身の個性や、精神、性格に忠実である」という意味でも使われ、元々、検索数の多い単語であったといいます。しかし、2023年はさらに検索数が増え、今や企業やブランドにとって欠かせないキーワードになっています。

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世界中のミレニアルズやZ世代から
生まれる「新しい価値観」

これらのキーワードはすべて、世界中のミレニアルズやZ世代から今生まれている新しい価値観=「NEW STANDARDな価値観」を紹介しているメディア「ニュースタ!」でピックアップしているものでした。

ニュースタ!

ニュースタ!」は、TABI LABOを運営するNEW STANDARD株式会社のコーポレートマガジンです。

いつもTABI LABOで紹介している世界のトレンドやニュースを「キーワード」でまとめたり、「それらの事象にはどのような新しい価値観があるか」を分析するコンテンツをご紹介しています。

普段のお仕事や、学校の授業の一環で「最新のトレンド傾向」や「Z世代の価値観」などをリサーチしている人にとっては、TABI LABOと併せてチェックしてもらうことで、さらに立体的なインプットにつながるのではないでしょうか。

 

ニュースタ!」では他にも、

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