「オフィス×いちご畑」で創造性をハック。 五感を刺激する未来のワークプレイス
「働きがい」や「ウェルビーイング」といった言葉が、もはやバズワードでは済まされないほど、重要なテーマとしてクローズアップされている現代。オフィス環境も、ただ仕事をするためだけの場所から、心身ともにリフレッシュできる、より人間的な空間に進化が求められている。
そんななか、従来のオフィス空間の概念を覆す驚きのサービスが登場した。
ともにで育て、収穫する
オフィス内に「イチゴ畑」!
オフィスにおいてさまざまな働く場の提案を行ってきた「株式会社オカムラ」が、「日本出版販売株式会社」と共同開発して、オフィス向け体験型コミュニケーションパッケージ「City Farming(シティファーミング)with Okamura」のサービス提供を2024年9月より開始した。
オフィスに設置可能な植物工場でいちごを栽培するという、なんとも斬新なこのサービス。社員メンバーがともに育て栽培するという共同体験を通して、新たなコミュニケーションを醸成しようというのが、同サービスの正体だ。
オフィスへの「City Farming」導入により、コミュニケーションの活性化、従業員のオフィス環境に対する総合的な満足度の向上、健康経営の実現といった効果が期待できると同社。実際に、パッケージの開発に向けて昨年8月5日から9月8日まで「City Farming」の試験導入を行ったオフィスでの導入後アンケート(一部を以下に記載)からは、他部門の人との会話の増加、癒しや気分転換になるなどの心理的な効果、オフィス環境に対する総合的な満足度の向上が確認できている。
●他部門の人との会話の増加
●癒しや気分転換になるなどの心理的な効果
●オフィス環境に対する総合的な満足度の向上
オフィス環境の向上をサポート
今回紹介している「City Farming with Okamura」の導入を起点に、その空間に適したプロダクトや活用方法のコンサルティングも行い、導入後の効果の最大化に向けた運用のフォローやアップデート、メンテナンスまでトータルでサポートしてくれるというのもありがたい。
イチゴのお世話という共同体験を通じて従業員同士・部門を越えたコミュニケーションを活性化し、誰もが活き活きと働くことのできるオフィスの実現に貢献する同サービス。働きの場だけでなく、さまざまなコミニティでの活用も期待できそうだ。