「東京という街」を舞台にした写真祭。伝統工芸との融合がアツい

東京の新たな一面を発見する。そこから新しい都市の楽しみ方が見つかる。そんな写真祭が現在、東京駅の東側エリア(八重洲・日本橋・京橋)で開催されている。

今月10月5日(土)~27日(日)までの会期として実施されているのは、今年で6回目を迎える「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2024」。東京という都市を舞台に、アーティストに国際的な作品発表と制作の場を提供する写真祭だ。

©東京ミッドタウン八重洲

100名以上の作家が参加し、その作品群から得る東京の街から生み出される新たな表現との出会い。そして、都市による文化観光を再発見することが期待される写真プロジェクトでもある。

東京ミッドタウン八重洲で巡るアート展示

イベント最大級の展示会場のひとつである東京ミッドタウン八重洲では、サンフランシスコ近代美術館名誉キュレーターのサンドラ・フィリップスによる特別展示「New Japanese Photography in New Light」が実施中だ。

©東京ミッドタウン八重洲

大きな特徴として、出展作家の一部の写真作品に日本が誇る伝統工芸を掛け合わせた特別な試みでの作品を展示。歴史ある写真作品が絨毯や陶板になり、伝統的な日本の文化とアーティストの写真作品が掛け合わさることで、新たな価値を生み出す特別なコラボレーション展示は必見だろう。

土門拳× 山形緞通(やまがただんつう)@東京ミッドタウン八重洲1F アトリウム ©東京ミッドタウン八重洲
秋山亮二× アワガミファクトリー @東京ミッドタウン八重洲3F ©東京ミッドタウン八重洲

気に入ったら購入も可能!

今年は初の試みであるアートフォトを実際に見て購入することもできるアートフェア「T3 PHOTO ASIA」も、会期中の10月19日(土)~21日(月)の3日間にわって東京ミッドタウン八重洲で初開催。

©東京ミッドタウン八重洲

アートフォトを購入できる場を提供することでアートとしての“写真”の価値の認知拡大を図り、アジアを拠点にその写真文化、アートフォトマーケットのハブを目指すとのこと。

【出展者一覧】
Yumiko Chiba Associates(東京)、タカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルム(東京)、KANA KAWANISHI GALLERY(東京)、小山登美夫ギャラリー(東京)、MEM(東京)、PGI(東京)、POETIC SCAPE(東京)、Primary Practice(ソウル)、Sahngup gallery(ソウル)、MISA SHIN GALLERY (東京)、SPACE WILLING N DEALING(ソウル)、The Third Gallery Aya(大阪)、GALLERY YEH(ソウル)、ZEN FOTO GALLERY(東京)​

この秋は東京ミッドタウン八重洲の施設全体がまるで美術館のようにさまざまな作品に彩られ、新しい芸術文化へのタッチポイントとなる。

「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2024」の最大級展示会場で芸術に触れる機会を楽しんでもらえたら。

『T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO』
【期間】2024年10月5日(土)~10月27日(日))
【会場】東京・八重洲、日本橋、京橋エリアの屋内、屋外会場
【公式WEBサイト】https://t3photo.tokyo/festival-2024

『New Japanese Photography in New Light』
【期間】2024年10月5日(土)~10月27日(日)
【会場】東京ミッドタウン八重洲
【入場】無料

『T3 PHOTO ASIA』
【期間】2024年10月19日(土)~10月21日(月) 
【会場】東京ミッドタウン八重洲 4F、5F
【入場】有料:「T3 PHOTO ASIA PASS」 
※チケットの購入の詳細URL⇒ https://t3photo.asia/

Top image: © 東京ミッドタウン八重洲
東京で「芸術の秋」に触れるなら、こんな写真祭におでかけってのはいかが?
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。