使用済み食用油でつくる「廃油キャンドルナイト」@箱根仙石プリンスホテル

冬の旅行の楽しみ方は? 温泉、雪景色、美味しい食事……魅力的な選択肢は多いが、今年はいつもと少し違う体験を選んでみてはいかが?環境にも心にも優しい温かさで包み込まれるような、そんな夜を。

舞台は、箱根仙石原プリンスホテル。2024年冬、同ホテルは「泊まれる美術館」というコンセプトをさらに進化させ、五感を刺激するサステナブルな体験を提供する。

廃材が創り出す、幻想的な空間

注目すべきは、2024年12月1日から2025年2月28日まで、レストラン「グリル」で開催される「廃油キャンドルナイトバー」。店内では、本来廃棄されるはずの食用油を再利用し、使わなくなったクレヨンで色付けしたキャンドルが店内を彩るそうだ。温かみのある光を放つキャンドルの光は、訪れた人を幻想的な世界へと誘うはず。

さらに、期間中の土曜日と特定日には、「廃油キャンドル作り体験」ワークショップも開催。参加者は、好みの色や香りを付けて、世界に一つだけのオリジナルキャンドルを作ることができる。

近年注目を集めている「アップサイクル」は、廃棄物に新たな価値を付加し、より高品質なものに生まれ変わらせること。廃油キャンドルは、まさにこのアップサイクルを象徴するアイテムと言えるだろう。

©株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド

地球にも優しい、贅沢なひととき

近年、旅行業界でも注目されている「サステナブルツーリズム」。環境への負荷を最小限に抑えながら、その土地の文化や自然と触れ合い、旅を楽しむという考え方だ。

同ホテルの「廃油キャンドルナイトバー」は、このサステナブルツーリズムの考え方を体現した取り組みと言えるだろう。環境に配慮しながらも、上質な空間と時間を提供することで、従来の高級ホテルの概念を超えた、新たな価値観を提示している。

さらに、期間中は静岡県産イチゴを使った自家製ジャムを使用したオリジナルカクテル「キャンドルライト・ブリーズ」も楽しめる。廃油キャンドルの柔らかな灯りに包まれながら、特別なカクテルを味わう……そんな贅沢な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

環境問題への意識が高まる現代において、旅の選択基準も変化しつつある。ただ楽しむだけでなく、地球にも優しい選択をする。そんな、未来への意識が感じられる旅は、きっと忘れられない思い出となるに違いない。

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『箱根仙石原プリンスホテル』

廃油キャンドルナイトバー
【期日】2024年12月1日(日)~2025年2月28日(金)
【会場】レストラン「グリル」
【時間】21:00~22:30(ラストオーダー22:00)
【料金】カクテル:キャンドルライト・ブリーズ 1700
※料金は税金込み、サービス料別

廃油キャンドル作り体験
【期日】2024年12月7日(土)~2025年2月22日(土)
※上記期間中の土曜日および年末年始。除外日あり
【会場】宴会場
【時間】16:00~18:30(30分ごとの予約制)
※体験時間目安:20分~30分
【定員】各回5名
【料金】1個500円(税金込み)

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