オフィスのムダ紙を「新品」にしてくれる、世界初のプリンターが日本で発売に!
このたび、セイコーエプソン株式会社が開発したのは、使用済みの紙を原料として新しい紙を生産する小型製紙機。オフィスで完結できる、小さく、新しい資源サイクルを提案しています。
1分間に約14枚を生産
しかも、環境にやさしい!
この「PaperLab」に使用済みの紙を入れてボタンを押せば、約3分で1枚目の新しい紙ができあがり。A4用紙の場合で、1分間に約14枚、1日8時間稼働させれば6,720枚の紙を、オフィスで生み出せることに。
また、文書を紙繊維にまで分解するため、情報を完全に抹消することも可能。企業がこれまで外部へ委託していた機密文書も、手元で安心して処理できます。
しかも、環境性能だってバツグン。一般的に、A4の紙1枚を作るために、コップ1杯の水が使われると言われていますが、「PaperLab」は水を使わずに紙を生み出します。さらには、新しい紙の購入量を減らすとともに、これまで必要だった輸送CO₂の削減も期待できるでしょう。
セイコーエプソン株式会社は「スマートサイクル事業」としてこの新規ビジネスを推進し、2016年内の商品化を目指しているのだそう。
紙のリサイクルは、一般的にオフィスから製紙(再生)施設への輸送を伴う、大きなプロセスで循環されているもの。しかし、“紙”と深く関わってきた同社だからこそ、そのサイクルを変える技術の開発にチャレンジしたというわけですね!
Licensed material used with permission by セイコーエプソン株式会社