AIにより、企業とインフルエンサーが“マッチング”。マーケ支援ツール「ブランドレーダー」に新機能
企業にとって、魅力的な商品やサービスを世に広めるためのマーケティングは永遠の課題。
なかでも、消費者に影響力を持つ個人であるインフルエンサーを介することで、よりターゲット層に響くプロモーションが可能になる「インフルエンサーマーケティング」は、現代で最も効果的な手法の一つだ。
しかし、星の数ほど存在するインフルエンサーの中から、自社の商品やサービスに最適な人材を見つけるのは至難の業。
そこで、この課題に挑戦すべく登場したのが、“AIを活用したインフルエンサーマッチングサービス”である。
株式会社アイモバイルは、2月13日よりAI搭載のインフルエンサーマッチングサービス『AIインフルエンサーマッチ』を、同社が提供するSNSマーケティングツール「ブランドレーダー」の新機能として提供開始した。
「AIインフルエンサーマッチ」の特徴と利便性
本ツールは、企業が商品やサービスのURLを入力するだけで、AIが最適なインフルエンサーを即時に提案するというもの。
最大の特徴は、提携インフルエンサーのみに限定されず、全てのInstagramインフルエンサーを対象としている点である。
AIは各インフルエンサーのプロフィールデータや投稿内容を総合的に分析し、ブランドとの親和性を評価した上で、最適な候補者を提示する。これにより、従来の手作業による検索や候補者選定のプロセスが不要になり、より迅速で的確なマッチングが実現する。
また、このシステムは操作が非常に簡単であり、ユーザーは商品やサービスのURLを入力するだけで、ワンクリックで最適なインフルエンサーを見つけることができる。
従来の選定方法と比較して、選定プロセスが大幅に効率化されるだけでなく、AIによる多角的なデータ分析により、より高精度なインフルエンサー選定が可能となる。さらに、即時レコメンド機能や無料見積もりの提供も行われるため、企業はスピーディーにキャンペーンを立ち上げることができる。

今後の展開とマーケティング業界への影響
現時点では、本機能はInstagramインフルエンサーに対応しているが、今後は対応プラットフォームを拡大する予定である。さらに、インフルエンサー施策のROI(投資対効果)の可視化機能の追加や、データ分析に基づく戦略的なインサイトの提供など、SNSマーケティングのさらなる最適化を目指した新機能の開発が進められている。
アイモバイルは、「ブランドレーダー」を通じて、企業のSNSマーケティング戦略を支援し、持続可能なブランド価値向上をサポートすることを目標としている。AI技術を活用することで、企業はより安全かつ効果的なSNSマーケティングを展開できるようになり、デジタル時代におけるブランド成長の新たな可能性が広がると考えられる。
インフルエンサーマーケティング市場は年々拡大し続けており、企業にとってSNS上の影響力を持つインフルエンサーとの適切な連携が成功の鍵となる。
一方で、適切なインフルエンサーの選定やマーケティング効果の測定が難しいという課題もある。今回の「AIインフルエンサーマッチ」の導入により、これらの課題が解決され、企業はより戦略的かつ効率的にマーケティング活動を展開することが可能になるだろう。
今後、AI技術の進化とともに、マーケティング手法も高度化・多様化していくと予想される。アイモバイルの取り組みは、その先駆けとして業界に新たな価値を提供するかもしれない。
■【ブランドレーダーについて】( https://brand-radar.com/ai-influencer-match )
「ブランドレーダー」は、SNSマーケティング領域においてブランド価値向上をサポートする総合ツールです。ステルスマーケティング規制に抵触する可能性のある投稿の自動検知・通知機能に加え、新たに「AIインフルエンサーマッチ」機能を実装しました。これにより、企業のコンプライアンス強化とインフルエンサー選定の効率化を同時に実現します。様々な業界の企業や広告代理店に、安全かつ効果的なSNSマーケティングの展開をトータルにサポートいたします。