利用頻度の高いアプリ1位はLINE。MERYがZ世代のスマホ活用実態を発表、若者がLINEを使わないは都市伝説?
MERYが運営する「MERY Z世代研究所」が、Z世代のスマホ活用に関する調査結果を発表した。
この調査は、全国の15歳から29歳の男女1,000名を対象に実施されたもので、「若者はLINEを使わない」という一部の説を覆す結果などが明らかになっている。
利用頻度の高いアプリ、1位はLINE
「利用時間や頻度が多いアプリ・サービス」を尋ねたところ、1位「LINE」、2位「YouTube」、3位「Instagram」、4位「X(旧Twitter)」、5位「TikTok」と、主要なSNSが上位を占めた。
6位以下には、「Facebook」「Discord」「Threads」「BeReal」が続く結果となった。

購買決定の6割超にSNSが関与。
情報収集はInstagram、推し活はX
「商品の購入や行動を決める際、SNSが決定に関与することがあるか」という設問では、62%が「関与する」と回答し、「関与しない」(38%)を大きく上回った。
特にSNSが決定に関与するものとしては、「美容・コスメ」(31.7%)、「ファッション」(30.4%)、「飲食店(カフェ含む)」(29.9%)が、それぞれ約3割の票を集めている。

情報収集に最も使われているアプリ・サービスをカテゴリ別に聞いたところ、ほとんどのカテゴリで「Instagram」がトップだった。
しかし、「推し活」のカテゴリに限っては「X」が1位となり、用途によって情報収集ツールを使い分けている実態が浮き彫りになった。

スマホデトックスへの意識は二分
一方で、「スマホから離れる時間を持つように意識しているか」という問いに対しては、「意識している」「やや意識している」の合計が49.3%、「あまり意識していない」「意識していない」の合計が50.7%と、意識がほぼ二分される結果となった。

『スマホ活用に関するMERYアンケート』調査概要
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2025年9月4日〜9月18日
【調査対象】全国の15歳〜29歳の男女
【集計サンプル数】1,000名






