パナソニック、「RizMo」で働く女性の職場エンゲージメント向上を示唆

パナソニックは、健康支援サービスを提供するファミワンと連携し、体調ナビゲーションサービスRizMoを活用した実証事業を実施した。

本取り組みでは、働く女性の健康行動の促進と職場パフォーマンスへの影響を検証した。

事業は、経済産業省が推進するフェムテック等サポートサービス実証事業費補助金の採択を受けて行われている。

月経リズムや睡眠を可視化

実証では、パナソニックで働く女性117人を対象に、月経リズムと関連する衣服内温度や睡眠状態を測定し、日々の体調をデータとして可視化した。

さらに、専門家によるオンライン健康相談や情報提供を通じて、女性従業員が自身の体調を客観的に理解し、健康に関する行動を見直す機会を提供した。

職場の理解とエンゲージメントにも影響

実証では、女性従業員だけでなく職場全体への影響も検証された。男女95人を対象にワークショップを実施し、女性特有の健康課題について学ぶ機会を設けた。

その結果、体調データの可視化や個別情報の提供が健康意識の向上と行動変容につながる可能性が示された。

また、ロールプレイングなどの実践的な学習を通じて、社員同士の理解が深まり、職場のエンゲージメント向上にも寄与したとされる。

© パナソニックグループ

フェムテックサービスの展開を視野

女性特有の健康課題による社会全体の経済損失は、年間約3.4兆円に上るとの試算もある。

企業にとって、働きやすい環境づくりや健康支援は重要な経営テーマになりつつある。

パナソニックは今回の実証で得られた知見をもとに、女性の健康課題解決を支援するフェムテック領域のサービス開発や普及を進め、従業員が活躍できる人的資本経営の実現を目指すとしている。

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