【話題のフィリピン語学留学】体験者が語る、メリット&費用は?
今、フィリピンへの英話留学が、にわかに注目を集めている。ここでは、実際に家族(!)で留学した安達さん一家を取材。その人気の秘密を探っていこう。
■フィリピンを選んだのはナゼ?
安達さん一家。左から凪ちゃん、ヨシエさん、アルマくん、成紀さん。
Q:まず家族構成を教えてください。
A:父・成紀、母・ヨシエ、長男・アルマ(4歳)、長女・凪(2歳)の4人家族です。
Q:留学しようと思ったきっかけは?
A:お金をかけずに最短距離で英語が話せるよになれたら・・・という思いですね。
Q:数ある留学先からフィリピンを選んだ理由は?
A:「安くて、遊べて、暖かいとはどこだろう?」と考えた時に、白羽の矢が立ったのがフィリピンだったんです。じつは、フィリピンは世界で3番目に英語話者の多い国。しかも、国内に100を超える語学学校があって、全寮制3食付きマンツーマン授業1日8時間程度で、1か月約10万円~15万円という低価格で勉強できるところもあるんですよ。
Q:実際にはどれぐらいの期間、留学した?
A:最初に5ヶ月、家族各自がそれぞれの学校に通い、英語の基礎を勉強。その後の3ヶ月はフィリピンを周遊しながら、旅の中で実践するというスタイルをとりました。
Q:ズバリ、かかった費用は?
A:家族4人、8ヶ月でかかったのは約150万円です。内訳はVISAや外国人登録証代が約20万円、保険代が約25万円、その他が食費・学費・渡航費・アクティビティ代ですね。フィリピンを選んだ理由でもあるのですが、とにかくコストパフォーマンスに優れていますね!
■留学先での生活は?
次は、安達さん一家の留学先での生活にフォーカス。ここでは、より具体的にイメージできるように、実際の写真と共に見てみよう。 フィリピンのなかでも、安達さん一家が留学先として選んだのがドゥマゲティという街。決して大きな街ではないが、人口の1/3が学校関係者と言われるアジア有数の学園都市だ。 「フィリピン国内でも物価が安くて、治安も良くて、病院もちゃんとある。そして、海が近くて、環境がいいんです!」 こちらが安達家が留学中に借りた家。 「新築の家具付きで1ヶ月約2.2万円でした」 長男のアルマくんは現地のインターナショナル幼稚園へ。 「英語が話せない彼のために専属の先生をつけてくれました」 成紀さんが通った語学学校は、1日マンツーマン授業5h×週5日で授業料は1ヶ月に約3.5万円。国内で英会話学校に通うのとさほど変わらない金額で丸一ヶ月勉強ができてしまう。
「ティーチャーズ(笑)。中国や韓国では、フィリピンはかなりポピュラーな語学留学先で、それを象徴するように現地の語学学校の約8割が韓国人の経営なんです」 ちなみにヨシエさんと長女の凪ちゃんは、ベビーシッター兼家庭教師に来てもらい、自宅で英語学習。 「費用は1日5h×週5日で1ヶ月約6,000円でした」
■ 肝心の英語の上達具合は?
気になるのが、たった3ヶ月でどれぐらい英語が上達するのかだ。各自その習得具合を教えてもらった。
成紀さん
中学卒業も微妙な英語レベルから開始し、最終的に、日常会話に加えて、政治経済、歴史の話など少し突っ込んだ話が出来るレベルまで成長!
ヨシエさん
「I haven't apple」と答え、doesとdoの使い分が出来ないレベルからスタート。とにかく伝わる英語を目指し、しゃべり続けた結果、辞書が無くても買い物、病院、学校の連絡、ホテルでの交渉、一通りの日常生活はこなせるように!
アルマくん
Helloも知らないレベルからスタート。3ヶ月で「let's play!」「 come here」「wait for me!」などが言えるように。とにかく知ってる単語を組み合わせ、15個くらいのセンテンスを使い回すまでに!
凪ちゃん
日本語すら微妙なレベルからスタート。寝ている子に向かって「she's sleeping」や、喉が渇けば「cold water please!」危ないものに近寄る子に向かって「be careful」と注意も出来るように。年齢もあるのか、リスニングの方が得意!
■最後に・・・
最後に留学を終えて、ヨシエさんから感想のひと言。 「英語力アップはもちろんですが、なによりも、英語を勉強としてではなく、コミュニケーションのツールとして触れることができたのが良かったと思います!!」 安達家の留学先での様子をより詳しく知りたい人は、電子書籍も販売中。興味のある方は、画像をクリック!
All photo by 世界新聞