カラーテレビが出る前は、夢は白黒だった|意外と知らない「睡眠の雑学」16選
人間が、人生のうちの約26年もの時間を睡眠に費やしているって、知ってました?今回紹介するのは睡眠に関する意外なトリビアの数々。まだまだ知らなかったこと、沢山あるのかも?
01.カラーテレビが出る前は、夢は白黒だった
色付きの夢を見る人は、カラーテレビが発売された後に急増!以前は15%程の人しかカラーの夢は見ていなかったそうですが、現在では75%の人が夢を色付きで見ているとか。
02.目の見えない人や動物も、夢を見る
先天的に目の見えない人は、視覚以外の感覚で夢を見ているのだとか。後天的に目が見えなくなった人は、自分の想像でできた夢を見ます。もし飼い犬が、寝ながら前脚を動かしていたり、唸っていたとしたら、それは夢の中で何かを追いかけてるのかも!視覚がない動物も音や触覚などで夢を見ているんですね・・・。
03.「朝、布団から出るのが辛い」のは、病気の可能性もある
「Dysania」と呼ばれる症状で、鬱や栄養失調の前兆である可能性が・・・。
04.睡眠不足になると、食欲が増す
ダイエットが上手く行かないのは、睡眠不足が原因かも!飽食シグナルを伝達するレプチンが減少し、知らぬうちに大食いになっている可能性があります。
05.高地では、睡眠障害の発生率が上昇
酸素濃度が薄い為、呼吸に問題が起きることが多いそう。
06.起床後わずか5分で、夢の記憶は50%消える
10分経つとだいたい90%くらいは忘れてしまうとも言われています。良い夢を見た朝は、起きてすぐにメモをとった方が良いかも?
07.夢が現実の問題を解決する?
一部の学説によると、複雑な夢や、奇抜な夢を見ることで、現実の問題を俯瞰的に捉え、問題を解決することができるそうです。
08.夢の続きを見ることは可能
夢の途中で目が覚めたら、すぐに目を閉じて寝たままの姿勢を保ってみてください。絶対に続きが見られるわけではありませんが、続きを見ることは不可能ではありません。
09.午後2時と午前2時が、一番眠い
科学的には、午後2時頃が人間にとって生理的にもっとも疲れる時間。サボるのではなく、適正な休息をとる必要がありそうです。
10.寝相は人の性格を表している
体を丸めて寝る人には、「誰かに守ってもらいたい」という他者依存の願望を強く抱く人が多く、仰向けで手を胸の上に乗せて寝る人は、自律していて向上心の強い人柄である可能性が高いといいます。詳しくは発表した英・睡眠評論家による寝相診断をチェック!
11.睡眠時間は、多すぎても少なすぎても脳が老化する
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの科学者は、睡眠はその量を間違えると、脳を老化させてしまうと語っているようです。
12.恋人と一緒に寝ると、バカになる
オーストリアのウィーン大学のクレシュ教授によると、男性は、妻やパートナーと1つのベッドで眠ると、翌日の脳の働きが低下するそうです。
一方で、ピッツバーグ大学の精神医学・心理学准教授のWendy M.Troxel博士によると、うまくいっているパートナーと一緒に眠ることは、ストレスホルモンの“コルチゾール”を下げ、“炎症性サイトカイン”を減少、“愛情ホルモン”と呼ばれる“オキシトシン”を活性化させるとも言います。相対的に見ると・・・どうなんでしょう?
13.睡眠は何回かに分けてとるのが、自然
電気が発明される以前は、一晩中寝るのではなく、数時間寝ては起き、また数時間眠る、と言う様に生活していました。ナポレオンがショートスリープなのは昼寝しているからだと言うような話もありますが、大昔も一晩中寝るより、こまめに分けて睡眠をとった方が外敵に捕獲されない為にはリスクが低かったようです。
14.「寝る子は育つ」は本当
子どもの成長に必要な成長ホルモンは、深い眠りときに、脳の下垂体から大量分泌される為、ぐっすり眠る子供がよく育つという理論は正しいものです。
15.徹夜して良いことはひとつもない
人間は起床時間が16時間以上続くと感性が鈍り、血中アルコール濃度が0.05%になったときと同じ感覚に陥ると言います。
16.人は餓死するより先に、睡眠不足で死ぬ
何も食べずに生きのびれる期間は2週間が限界と言われています。一方、睡眠を取らない場合は、約10日間。食べることより寝ることの方が、命の危険に関わる重要なことなんですね・・・。