「タコだって夢を見る!」ブラジルの大学が衝撃の研究結果を発表

人はを見る。

これは「レム睡眠」と飛ばれる“眠りが浅い状態”に起きる現象であり、これまで、人間以外でも、哺乳類や鳥類、一部の爬虫類などでその存在が確認されていたのだが、3月25日、学術誌「iSicence」で衝撃的な事実が発表された。

「タコも睡眠時に夢を見ているかもしれない」と──。

ブラジルの「リオグランデドノルテ連邦大学」に所属する脳科学者たちが「タコにもレム睡眠とノンレム睡眠がある」という研究結果を発表したのだ。

タコは睡眠時に色を変えることが知られており、以前からレム睡眠とノンレム睡眠がおこなわれている可能性が示唆されていたが、このたび発表された研究でそれが確実なものに。

つまり、レム睡眠という状態が存在するのであれば、夢を見ている可能性もあると推測されるのだ。

ただし、タコのレム睡眠の時間は非常に短く、数秒から1分程度であると推測され、見ている夢はショートクリップビデオgifくらいの長さと考えられている。

まだまだ謎に満ちたタコの睡眠中の夢。

言葉を話せない動物に「夢を見ていますか?」なんて聞けないが、だからこそ生物の研究はおもしろい!

Top image: © Blanscape/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。