あたらしい時代に求められる「9つのワークスキル」

価値観が多様化している現代では、暮らし方も働き方も多様化しています。自由であたらしい働き方を求めて模索している人も多いのではないでしょうか。でも、一体どうすればそんな働き方を手に入れられるのでしょうか。

自著『あたらしい働き方』より、あたらしい働き方を手に入れるために必要な仕事スキルを紹介します。

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01.
自ら考え
自ら仕事を作り出す

あたらしい働き方を提唱するどの会社でも採用の条件として挙がっていたのは、自ら考え行動できること、でした。当たり前といえば当たり前ですが、実は意外にできていない人は多いものです。

日本の教育の基本は、優秀な従業員を作ること、だったのではないでしょうか。組織としてのミッションを従順にこなしていく人材が育てられてきたのではないかと思うのです。しかし、今求められているのはそういう人材ではありません。

「自分をきちんとマネジメントできるか」これこそが重要です。自ら仕事を作れるか。収益が上がる仕組みを作ることができるか。ビジネスモデルづくりができるか。わかりやすく言えば、ベンチャースピリット的な要素が、あたらしい働き方にはマッチするのです。

02.
残業なんてもっての他
効率的に取り組む

あたらしい働き方では、圧倒的な時間効率が問われています。ちょっと効率がいい、などというレベルではありません。「仕事が終わらないから残業します」というレベルではまったく話にならないのです。

6時間労働を導入しているスタートトゥデイでは、過去に比べて4、5時間ほど拘束時間が減っています。当時と同じ成果を上げるには、根本から見直して、集中度を高めなくてはいけません。細切れの時間や隙間時間をどううまく使って仕事をするか。しっかりと向き合わなければいけない問題です。

あたらしい働き方は、短時間労働が魅力だと考えている人もいるかもしれませんが、単なる短時間労働を求めるのは筋違い。高い集中力で、短時間労働でもそれまで以上の成果が上がる仕組みややり方が問われるのです。

03.
ハードワークを
自分のものにする

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ハードワークという言葉にいいイメージがない、という人も多いかもしれません。しかし、あたらしい働き方のハードワークは違います。頑張った分のアウトプットが大きく、誰かに言われたわけではなく自らの選択で、自らの仕事にコミットするのです。

その原点にあるのは、いいものを作りたい、いい仕事をしたいという熱意。パッションの強さです。

上司に「お前の今月の目標はこうだ」と言われるのではなく、自らゴールを設定するのです。自分でできる人にとって見ると、押しつけのマネジメントは逆効果。強制されたハードワークからいいアウトプットは出ませんが、自分で選んで決めたことならば、情熱をもって取り組める。あたらしいハードワークのあり方です。

04.
敵は社外にあり
「ピアプレッシャー」で社内連携

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今でも上司からのプレッシャーで仕事をしている人は多いかもしれません。しかし、あたらしい働き方の会社ではまるで違います。「ピアプレッシャー」、つまり、まわりの同僚たちが優秀でレベルが高く、だから自分もよりよい仕事をしようと頑張れるのだそう。

先進企業で多くの会社が360度評価、つまり上司・同僚・部下すべてから評価される制度を採用していますが、これがうまくいっているのも、ピアプレッシャーの効果なのです。

そして上司だけが絶対的な権限を持っていないために、部署間の対立など無駄な社内政治もありません。敵は社内ではなく社外にいるのだ、というのはまさにその通り。そうした本質がわかっていれば、内部の政治的な闘争でお互いをつぶしあったりすることは、まずなくなるでしょう。

05.
ITインフラは使えて当たり前
常に情報のアップデート

あえて言うまでもないかもしれませんが、ITを最大限活用する知識と能力は、必要不可欠です。なぜならこれは、時間効率を上げたり、フレキシブルに働くために必須のスキルだからです。

細切れ時間でも仕事ができるのは、ITインフラがあってこそ。それこそオフィスに行かなくてもいいのに、ITスキルが足りないというだけで行かなければならなくなってしまったり、1人だけ足手まといになってしまったりしかねません。

最近では、クラウドなどの情報共有ツールも当たり前になってきています。想像以上にITの能力は求められると考えたほうがいいでしょう。ウェブリテラシーやモバイルデバイス活用の知識は、常に自らアップデートしておく必要があります。

06.
プログラミング、クリエイティブ…
自分の「売り」を用意する

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あたらしい働き方において企業と社員の関係は、労使や雇用というより、パートナーシップのようなものだと感じます。雇われているという感覚ではなく、会社にサービスを提供し、それによって対価を受け取る立場だということ。関係は依存なのではなく、対等なのです。

だからこそ問われるのは、自分のスキルの中で、誰かに勝ってもらえるようなスキルがあるか、ということ。

新卒採用をしている会社だとしても、何か自分の売りになるものを持っておいたほうがいいでしょう。会社の基礎トレーニングやスキルトレーニングに大きな期待を寄せているようでは、会社に貢献ができないからです。

例えば、プログラミング能力や、クリエイティブ能力など、若い人ならではの領域にフォーカスするのもひとつのポイントです。これから、プログラミングする能力は文系であっても必要になってきます。

とにかく、新卒でも中途でも、入社前でも入社後でも、売れるスキルを強く意識することが大切です。

07.
大切なのはスピード感
まず手数を打つ

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何がうまくいくのか、簡単にはわからない時代です。だからこそ必要なのは、手数を打ちまくること。そして、失敗はしてもよいけれど、同じ失敗を繰り返さないことが何より大事です。
昔は大きな資本を用意して計画をしっかり立ててから一気に投入していましたが、今これではスピードが遅い。じっくり計画を立てているうちに、環境が変わってしまうかもしれないのです。

完璧な状況でなくても、まず手を打っていく。ひとつのことだけやって「1」もできないよりも、「10」やって「8」失敗して「2」何か生み出せるほうがいい。あたらしい働き方の会社では、そんな発想が求められているのです。

08.
論理的思考と自己主張で
異文化を乗り越える

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今や外国人と一緒に仕事をしていくのが、当然のようになってきています。日本語しか話せないと仕事の枠が広がらなくなりますので、英語を話す能力は最低限の能力になっていくでしょう。

そして英語を話す能力は当然の能力として扱われ、その先に、さらに異文化の人たちときちんとコミュニケーションをとっていく能力が問われるようになります。TOEIC○点以上、という基準だけでは足らなくなってきます。

それと同時に重要になってくるのが、論理的思考と自己主張です。自分の考えを違う文化の人に明確に伝えるには、論理的な思考がベースになっていないといけません。論理的思考はトレーニングで培うことが可能です。ただ単に思いついたことを伝えるのではなく、伝えるべきことを論理的に考えて構成し、説明する準備をするくせをつけるとよいでしょう。

 『あたらしい働き方
コンテンツ提供元:本田直之

 

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