「脳を食べるアメーバ」に感染した少年、湖で泳いだことが原因か

Michael Riley Jr.くん(14歳)は、ジュニアオリンピックに3度も出場したことがある優秀な水泳選手。彼は2015年8月13日にチームメイトとの旅行で湖に行きましたが、その1週間後に頭痛と熱を訴え、数日のうちに症状が悪化。目に見えて衰弱し方向感覚さえ失っていたことから病院で診断を受けました。彼を診断した医師は、すぐにあるアメーバの感染を疑ったそうです。

脳を食べるアメーバ

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彼は今、ヒューストンにあるテキサス小児病院で昏睡状態に陥っています。診断の結果は原発性アメーバ性髄膜脳炎。「フォーラーネグレリア」というアメーバが脳へ感染したことがわかりました。これは「脳を食べるアメーバ」とも呼ばれており、水の中で繁殖し鼻を通って脳へと感染する可能性があります。

とてもめずらしい症状ですが、幸い3週間前にも同様のケースを診断した医師がおり早期発見に繋がったといいます。が、治療が成功する確率は依然奇跡に近い確率だそう。

ABC News」の記事によれば、診察のあとで涙目になった医師が両親にこう伝えています。

「あと数日しか生きられないかもしれない」

吐き気や、熱、嘔吐、幻覚などの症状が発生して脳が膨張するため、頭蓋骨に穴を開けて圧力を下げ、体を冷やし臓器の機能が破壊されないように務めているようです。

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の統計では、1963年-2013年の間に132人の感染が記録されていますが、うち生存したのは3人だけ。3週間前に確認されたケースでも残念ながら患者は助かりませんでした。

猛暑日の水場に注意

気温が高い季節ということもあり、湖の中でアメーバが増殖していたことも考えられます。と、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」で募金活動を行っているMickaelくんの母親、Jennifer Hohmanさんは注意を促します。

同じ季節にヒューストンで2件事例が発生していることから、多くの家族にもこの事例を知って警戒して欲しいとコメント。2015年の夏は例年より厳しい猛暑日が続いたことが話題にもなりました。Michaelくんの治療が無事に治療が成功することを祈るばかりですが、水場での行動には充分注意しておいたほうがいいかもしれません。

Reference:GoFundMe , ABC News

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