「もし世界を変えられるとしたら?」老若男女100人に聞いてみたら、1人だけ答えが違った。
世界を変えられるとしたら…こんな質問に下は5歳、上は105歳までの男女が、「if」の世界を言葉にしている。意外にも、ほぼ全員が“誰かのため”に世界を変えたいと回答。
そのなかでただ一人、「変わらないこと」を望んだのは、この世の変化を誰よりも見てきた人だった。
質問:
世界を変えることができるなら
あなたは何を変えたいと思う?
「あんまり考えたことないから分からない。だって、いまの世界が大好きなんだもん」
「みんなが好きなことができて、好きなときに食べて。お金を払ったり働いたりもしなくていい世界なの。土の中からニョキニョキ生えてくるみたいに」
「もっと、人と人とがお互いに、気を配り合えるような世の中にしたいかな」
「SNSでつながり過ぎちゃったせいで、お互いに会話が減ってしまったよね」
「いい加減、銃の開発を終わりにしなきゃね」
「人々のエゴをなくすことかしら」
「びっくりするくらい、現代人はコミュニケーションが下手になってしまった。自分と意見が合わない人たちの言葉にも、耳を傾けてみることだ」
「間違った考え方を正していきたいの。人はいろんなことを信じすぎるあまり、自分のことを見失っているのよ」
「この世界の人々みんなが平等であることね。飢えや住む場所がなくて困っている人がいる。かと思えば、有り余るほどの大金を手にしながら、その使い道を知らない人たちもいる」
「まずは天気ね。カルフォルニアの穏やかな天気が大好きなの」
「我々はもう、変わりすぎたんだよ。…これ以上、いったい何を変えようっていうんだい?」
「誰かのために未来を良くしたい」その答えは、利便性を追求し、生活様式や環境を変えてきた私たちが、どこかで心の豊かさに、人々が遅れを感じている証拠かも。100年分の変化を目の当たりにしてきた105歳のおじいさんの回答は、そんなことを言わんとしているのではないだろうか。
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