「SNSが悪影響な年齢」は男女によって違う【研究結果】
学術雑誌『Nature Communications』にて、若者の「SNSの使用」と「人生の満足度」の関係性を探った研究に関する論文が公開された。そのなかでSNSが悪影響になる年齢は、男女によって異なることが示唆されている。
研究はイギリスの2つのデータアセットを組み合わせて、10歳〜80歳ののべ8万4011人分の「SNSの使用」と「人生の満足度」に関する情報をもとに進められた。その結果、女性は11歳〜13歳に、男性は14歳〜15歳の時期にSNSが悪影響になりやすいことが分かったそうだ。
研究者は、この差について女性の方が男性と比べて、脳が発達する時期と思春期が訪れる時期が早いからだろうと推測している。
具体的な予防策や解決策までは論文に掲載されていないが、こうしたことを知っておいて教育するのと、まったく知らないで教育するのは大きな差が出てしまうから、頭の片隅に入れておいてもいい情報かもしれない。
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