イギリス発「ベーコンジャム」がクセになる美味さだった
ジャムといえば果実のイメージがありますが、ここで紹介するのはイギリスで生まれた衝撃的な「ベーコンジャム」。ほとんど趣味の世界…にしか思えないこのシロモノですが、なんと本場イギリスでは発売されるや即完売の人気っぷりだとか。
ところで…
「ベーコンジャム」って何?
いわゆるベーコンのそぼろのようなもの。原材料はベーコンや玉ねぎ、さらにコーヒー、バルサミコ酢。なんともトリッキーな組み合わせです。
イギリスは、パンやシリアルが朝食の主流。もちろんジャムは必須。そして、王道のブレックファーストにはベーコンが。もしかしたら、生まれるべくして登場したネクストウェーブなのかもしれませんよ。
食べる前から毛嫌いするより、まあ一度作ってみましょうよ!「ジャム=パンに塗るもの」、この概念がくつがえるはず。
この味はクセになる!
甘辛スパイシーな絶品「ベーコンジャム」
甘辛スパイシーな
バランスが重要なので、あえて分量は詳しく。
まずは玉ねぎ1個、ニンニク1かけ、ベーコン200gをみじん切りに。フライパンにオリーブオイル大さじ2と玉ねぎを入れて、あめ色になるまで弱火で炒めたら、ニンニクとベーコンを加えてベーコンの脂がでるまで炒めましょう。最後に、水100ml、バルサミコ酢大さじ2、はちみつ大さじ2、インスタントコーヒー小さじ1/2を加えて、水気が少なくなるまで煮つめたら、塩コショウで味を調えてできあがり。
保存は煮沸消毒した瓶に入れて冷蔵庫で。1週間を目安に食べきりましょう。
意外にイケるアレンジ力
ポテンシャルがすごかった
現地ではトーストに塗ったり、チーズといっしょに食べたり。衝撃のジャムの割には、なんとも“紳士な”食べ方です。でも、せっかくこんなにパンチの効いた味なのだから、もっと可能性を秘めているはず。
そこで、ベーコンジャムのアレンジに挑戦してみました。納得アレンジから、「本当に大丈夫?」と疑ってしまうほどの斬新アレンジまで。厳選した使い方をご紹介します!
01.
まずはベタに、クラッカーにのせる
まずはベタに、
ベーコンジャム適量をクラッカーにのせるだけ。ささっとおつまみを用意したいときにオススメ。クリームチーズと合わせてのせてもいいですね。
02.
甘じょっぱい感が◎
フレンチトーストにのせる
甘じょっぱい感が◎
フレンチトーストにのせる
たまご1個、水大さじ1、粉チーズ大さじ1、砂糖小さじ1を混ぜ、食パン1枚を浸して焼いてフレンチトーストに。ベーコンジャム、粉チーズ、刻んだパセリを各適量でトッピングすればOK。
甘いフレンチトーストにベーコンジャムの塩っ気がうまくマッチ。食べ応えもあるので、ランチやディナーの一品に。手が止まらなくなる美味しさですよ。
03.
“食べるラー油”感覚で
TKGにのせる
“食べるラー油”感覚で
TKGにのせる
ごはんにベーコンジャム適量、たまご1個を落としたら、お好みの量の黒こしょう、醤油をかけていただきます。
意外や意外、黒こしょうと醤油の風味が加わって深みのある味わいに。その絶妙なバランスTKGは、病みつきになること間違いなし!
いつもの料理にベーコンジャムをちょい足しするだけで、見た目にも味にもイケイケ感が出てきます。いろいろ試して、オリジナルのアレンジ料理を見つけてみては?