調理の手間からも、砂糖からも、距離をおきたいときのジャム
チアシードがスーパーフードの仲間であることは知っていても、普段の食事のどう取り入れたらいいかは、意外とすぐには答えられないもの。スムージーなんかのドリンクに混ぜるくらい?
この記事の著者Emma Laperruqueは、すりつぶしたフルーツと混ぜて、自家製チアジャムづくりを紹介しています。なるほど、保存も効くし、パンとともに。いいかも。
いつものジャムを
スーパーフードにおきかえる
数ヶ月間に渡って、私は毎日チアウォーターを飲んでいた時期があります。あれはたしか初めてのマラソンに向けてトレーニングに励んでいたときのこと。
友だちに薦めれて読んだ『Born to Run』の著者Christopher McDougallがいうには、どうやらチアを使ったメキシコのエナジードリンク「iskiate(イスキアテ)」を飲めば、28kmくらいのランならば楽勝だとか。以来、チアシードは魔法のような食べものなんだと私の脳にインプットされました。
スーパーアスリートに変身できる(私はなれなかたけど)ばかりか、なんでもミルクをプリンに変えることだってできる。ココナッツでも、アーモンドでも、オート麦でつくられたミルクでも。そのうえ、お好みのフルーツを潰してチアシードを足せば、トーストにぴったりなジャムにもなってくれますしね。
嬉しいメリットがこちら。
グラニュー糖は不要。さらに、細かい調理法も要りません。
お砂糖も、調理をする手間も、どちらも特に抵抗感はありません。けれど、たまにはその両者から距離をおきたいって思うことだってあります。例えば甘いものが食べたい、けれど甘すぎるのはイヤとか、あまりの暑さにオーブンやコンロを使う気になれないときなど。
こんなとき、きっとアナタを救ってくれるのが、この「チアジャム」です。
【新鮮なフルーツを1カップ用意】
例えば新鮮なベリー類。ブラックベリーでも、ブルーベリーでも、ラズベリーでも。もしくは梅やプラプ、それからアンズ。果肉を細かく切ってつかうといいでしょう。
【必要なチアシードは、おおよそ小さじ4杯分】
ポイントは、「おおよそ」というこのワード。お好みのジャムの濃さや、果物の瑞々しさによって、チアシードの量は微調整しましょう。まずは小さじ4杯ほどからスタート。
30分ほど冷蔵庫で寝かせてから様子を見ます。もう少しなめらかな質感がお好みならば、果物をもっと増やして、もう少し濃い質感を求めるならば、チアシードを足して調整します。
【甘味料は大さじ1杯】
私が愛用しているのはハチミツとメープルシロップです。ソルガムやアガベシロップも相性悪くありません。お好みに合わせて自由に量を調整しましょう。
【シトラスジュースを小さじ2杯】
とくにレモン果汁がおすすめですが、ライムやグレープフルーツでもイケます。さらにはお酢という手もアリ。果物の味を引き出したければ、リンゴ酢がおすすめです。また、いちごを使っている場合はバルサミコ酢がとくに好相性。
【塩をひとつまみ】
ジャムに塩?と驚かれるかもしれませんが、これが結構イケるんです。満遍なく散らしましょう。塩が果物の味をグッと引き出してくれますよ。
これらをぜんぶ一緒に混ぜます。より濃いペースト状になるまで、少なくとも30分以上は冷蔵庫で寝かせること。その間にピーナツバターに「準備はいい?」と一声かけておくといいかも。それから、最高のランチタイムのスタートです。
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