「本物の男」になるため、心に留めておきたい10ヶ条
男とは何か。男らしさとは何か。ジェンダーの多様性が語られるようになった現代では、はっきりと答えることが難しくなってしまった問いのひとつです。そんな時代だからこそ、もう一度「古き良き男の姿」を思い出してみてはどうでしょうか。
ライターのPatrick Armenさん「Elite Daily」に寄稿した、「男らしさ」の10ヶ条を見てみましょう。
01.
心の余裕から生まれる
「ユーモア」のセンス
ただウケ狙いの笑いを取ることが、男のユーモアではない。真のユーモアとは、心の余裕から生まれるもの。
人生は、過酷な問題の連続だ。とくに困難なことに直面したときに「笑い」を生み出せる男性こそ、あらゆる問題を解決できる「真の男」だ。
02.
すべてに目的と
美学がある
ただ生きていくために漫然と働くのは、真の男ではない。何を食べるのか、余暇に何をするのか、どんな道を選ぶのか。そのすべてに自分なりの美学があることが大切だ。
毎朝目覚めたときに、自分に問おう。どんな男になりたいのか。何をなすために生きたいか。そして、どうやって自分の名を残しのか、と。
03.
日々鍛えている肉体
男の肉体は、フェラーリと同じだと言えるかもしれない。その性能を引き出すために必要なのは、最高の燃料と、確かなメンテナンスだ。日々の鍛錬が、いざというときに全力を出せる美しい肉体を作る。
トレーニングは大なり小なり痛みを伴う。毎日その苦痛に打ち勝ってきた健康的な肉体こそ、男の最大の武器となる。
04.
冷静沈着で、忍耐強い
怒りにまかせて我を忘れてしまうようでは、真の男とは言えない。男たるもの、冷静沈着でなければならない。
誰かが目の前で怒り狂っていたとしても、そこに引きずられてはならない。まずは相手の感情をすべて吐き出させよう。感情の渦に飲み込まれている人は、悪ではない。やがて落ち着きを取り戻せば、話し合うことができるはずだ。
05.
「感謝」の気持ちを忘れず
愛に溢れている
男の愛は、限りないものであるべきだ。ただそこにいるだけで、太陽のように周りに愛を与えよう。それは愛する女性のためだけではなく、生きとし生ける、すべてのものへの愛だ。
まずは、感謝することからはじめよう。日が昇ることも、生きていることも、何ひとつ当たり前のことなどない。満員電車に揺られる全ての人が、それぞれの心の痛みを抱えながら、社会のどこかで役立っているのだ。あらゆるものへの感謝の気持ちが芽生えたとき、溢れる愛が胸の内にあることに気づくだろう。
06.
悲しみを受け入れてきた
本当の自信は、いったいどこから来るのだろうか。それは自分の魂の奥からだ。細かいことに一喜一憂する必要はない。男にとって、自分を変えられるのは自分自身だけだ。
悲しみに惑わされてはいけない。すべては長い旅路のなかで出会った物語だ。受け入れ、自分のものにした悲しみの数だけ、男は強くなる。
07.
人と関わり、行動し続ける
自分ひとりでできることなど、たかが知れている。他人と力を合わせてこそ、大きなことが成し遂げられるのだ。
だからこそ、真の男はつねに行動し続ける。部屋のなかにひとりでいても、世界は変わらない。行動し、人と関わり、影響を与え、また与えられることによってのみ、何かを完成させることができるのだ。
08.
「自分らしさ」が
センスをつくる
真の男のかっこよさとは、単なる外見のことだけではない。流行を追い求めて着飾るのではなく、自分の美学を表現することこそが、真のセンスだ。
自分が身につけるものの価値を、他人に決めさせてはいけない。単に高価なものや、流行っているものは必要ない。自分がこれ、と決めたものだけが身に纏うに値するものになるのだ。
09.
一流は「原石の女性」を
磨きあげる
強い男には、美しい女が必要だ。しかし、外見だけの美しさには価値がない。内面から湧き出る魂の美しさが外側にまでにじみ出たものこそが、本当の美しさだ。
だからといって「美しい女を得よう」とするのは二流の男だ。どんな宝石も、磨き上げられてはじめて輝くもの。一流の男は、原石の奥に光るきらめきを見つけ、自分の手で磨きあげるものだ。
10.
自分の世界観を
持っている
誰に理解される必要もない、己の美学だけが存在する世界。
真の男は、自分のルールに従って行動する。自分が正しいと信じるもの、美しいと感じるもの、なすべきと思うもの。何人たりとも立ち入ることのできない己の世界が、男の証明につながるのだ。