たった1,000円で手に入る「ちょうどいい快適」。普通席に満足できない、ファーストクラスは贅沢…
出張で国内線の飛行機を利用するとき、座席を選択していますか?
そんなに長いフライトではないし、仕事での移動なので、とくに選択しない人がほとんどではないでしょうか。でも、本音を言えば、もっとリラックスした時間を過ごしたい…とは言えファーストクラスは贅沢すぎる…。
JALが提供している「クラスJ」は、国内線の運賃にたった1,000円プラスすることで快適な移動を可能にしてくれます。
ポイントは、決して贅沢ではなく、あくまで快適さを追求したサービスであるということ。その中身をみていきましょう。
誰でも簡単に、「クラスJ」を利用できる
まず最初に知っておきたいのは、「クラスJ」は誰でも利用できるという事実。
何かの会員になる必要はなく、航空券の予約時に選択するだけで利用することができるサービスです。WEBサイトでも電話でも、予約方法は問いません。また、出発当日の空港でも普通席からのアップグレードが可能です。
ただし、席数には限りがあるので、早めに予約するのがベターです。
たった18cmの差が、
圧倒的な「心地よさ」を演出!
さて、ここからは実際のアップグレードの内容です。
飛行機での移動で、狭いシートのせいで窮屈な思いをしたり、身体が痛くなったりしたことは、出張の多いビジネスパーソンなら経験があるでしょう。
JALは、普通席でも足元の広い座席で快適に過ごすことができますが、プラス1,000円でアップグレードできる「クラスJ」のシートはさらにこだわりが!
身体をつつみこむような大きめの座席でゆったりと過ごすことができます。さらに、前後のシート間隔は平均97cmと、普通席よりも18cmも広く、隣の席との間にもスペースがあるのでとても広々とした印象。
リクライニングすると座席が前方にずれるようになっているため、フルリクライニングしても後方のシートと余裕があります。これなら後ろの人に気兼ねなくシートを倒すことができそう。
さらに、大きめの肘掛けやレッグレストも付いています。こんなスペックのシートが普通席の運賃にプラス1,000円するだけで手に入るなんて驚きです。
ゆったり快適なシートなら、機内で過ごす時間もより有意義なものになるし、現地に着くまで、心も身体もリラックスした状態でいられるはずです。
快適なだけじゃない、
ちゃんと「実」もある!
座席だけじゃありません。「クラスJ」では、通常の区間マイルに、その10%分のマイルが加算されます。
ちょっと計算してみましょう。
マイルを貯めるために、普段のショッピングなどでJALカードを利用している人も多いかもしれませんが、特約店などを除けば、だいたい換算率は200円で1マイルです…と考えれば、たった1,000円で10%もマイルが上乗せされるのはありがたいこと。
「クラスJ」へのアップグレードは効率よくマイルを貯めるひとつの方法でもあります。このマイル加算だけをとっても、コストパフォーマンスの高い選択と言えます。
クラスJならではの味わい
「煎茶」でリラックス!
「クラスJ」は提供されるドリンクもちょっと贅沢。コーヒーやコンソメスープなどの定番メニューに野菜ジュースと煎茶がプラスされます。
ここで、とくに注目したいのが煎茶です。
いまやファストフードやコンビニでさえおいしいコーヒーが飲める時代ですが、「本当においしい日本茶」に出会える機会はなかなかありません。コーヒーが気合いを入れるための飲み物だとしたら、煎茶は心を落ち着けリラックスさせるためのもの。現地について仕事モードに変わるまえに、煎茶を飲んで一度ゆったりした気分を味わうことでオンオフの切り替えがうまくいきそうです。
しかも、「クラスJ」で提供される煎茶は、さまざまな茶葉を見極めてきた茶師十段の前田文男氏がブレンドした特別仕様。
ゆったり心地よいシートで香り高い煎茶をいただく…これはうれしいですよね。
意外なメリット、
到着後の動きがスムーズに!?
「クラスJ」の座席は前方に備えつけられており、乗り降りがスムーズ。現地について飛行機を降りるとき、通路で待つ時間…あの微妙な時間が少なくて済むわけです。
ビジネスで訪れているなら、時間のムダはなるべく省きたいし、通路の待ち時間で気持ちがそがれてしまってはもったいない。旅のはじまりがスムーズにいけば、現地で過ごす時間も有意義なものなのでは?
はっきり言って、使わない手はない!
空港でコーヒーを飲んだり、ちょっとしたものを食べたりしていると、1,000円くらいあっという間に使ってしまいます。
そう考えると、ここまでグレードアップした体験ができる「クラスJ」を選択することは、決して贅沢ではないはずです。