世界最小「バッグインサイズ」のベビーカーは、こんな使い方がおすすめ
ベビーカーには大きく分けて2種類が存在するのですが、この違いをよく知らずにいたのが2児の父であるこの私。オフロードバギーのような重厚感に一目惚れして手に入れたのが、いわゆるA型(背もたれがフラットになる)。それがひとり歩きをはじめ「降りる〜」、「乗りた〜い」を繰り返す娘に用意した“セカンドカー”が、おすわり後から使えるB型です。
知るのがあまりに遅すぎたのは事実、でもコイツを紹介されたとき、わが目を疑いました。まあ、見てくださいよ。
関節が抜けたみたいに一瞬で「ポキポキっ」
ほぼ原型を止めぬままに四角く折りたたまれたのがベビーカー!?新時代の幕開けを意識させるトランスフォームに、ワクワクしない親はいないでしょう。
なんでもこの「POCKIT(ポキット)」、世界最小クラスのコンパクトさなんだとか。ほら、この通りバッグに入っちゃう訳ですから。
電車やバス乗車時の利便さを、あえて強調するまでもなし。そこで、こんなとき間違いなく大活躍できるというシーンからどうぞ!
旅先の貴重な時間を
ムダにしない
経験上、旅行のお供にA型は向かない!と断言します。だって、楽しいはずの時間が大幅に削られることを覚悟しなくちゃいけないから。少しでも身軽に動きたい旅行中は、軽量でかさばらないことが大前提。限られた時間を目いっぱい楽しむには、毎度毎度エレベーターを待ってはいられないしね。
野外フェスの定位置が最後方じゃなくなる
近年、子連れOKの野外フェスが増加中。ベビーカーで楽しむ親子を目にすることも多くなってきました。けれど、会場に持ち込むことはできても、預かるサービスが用意されている会場はまだまだ少ない現実。そこで、ポキポキたたんでバッグにしまっちゃえば、どう?子どもだって、パパの肩車が特等席だし。
後ろに子ども、前にベビーカー
自転車のカゴにすっぽり!
たとえば最寄り駅までは自転車で、そこからさらに移動するというのに、従来のモノでは自転車に載せることもなかなかできませんでした。もちろん、そういう時のための「抱っこひも」ではあるんだけど、パパママの苦労を考えれば、やっぱり移動先で使えることに越したことないですから。
とことんまで折りたたむ世界最小クラスの実力
その名のとおり、関節からポキポキと小さく折りたたまれると、サイズが幅約33cm×高さ約38cm×奥行き約18cmにまでダウンするPOCKIT。これで最軽量だったらもう、何も言うことはないんですが、実際のところ重量は4.8kg。確かに軽さだけを追求すれば、これより2キロほど軽いものもあるにはあります。
じゃあそれが、バッグにすっぽりと収まるかって話。こちらは、付属のバッグに収納し肩からかけてしまえば、かさばらない分、意外と重さを感じることもありませんよ。
そうそう、最後に大事なことをもうひとつ。POCKITは国内線機内持ち込みが可能なサイズに設計されています。移動が深夜早朝になるときでも、搭乗ギリギリまで寝かせてあげることもできる。海外旅行だって、手荷物として預けるよりも断然楽チンでしょ?
さんざん書いてきたポキポキ感をどうしても信じられない人は、説明動画からその目で確かめてみて。かなりデリケートに扱っていますが、体感レベルでは3〜4秒といったところ。いや、それくらいポッキポキなんだって。